英語で「着る」:dress・have on・put on・wear の違い

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今日は、英語で基本動詞の判別の仕方についてまとめようと思います。

 

前回は、『話す』:say・tell・speak・talkの違いについて徹底解説致しました。

 

→”say”・”tell”・”speak”・”talk”の判別方法をまだ知らない方はこちらの記事をどうぞ

 

いろんなニュアンスがあってなかなか難しかったかもしれませんが、前回の内容を一通り読んでくれたら理解できると思います。

 

今回も『話す』同様、複数あるけど似た意味を持つ単語について解説していけたらと思います。

 

今回お話す内容は『着る』の単語の判別です。

 

こちらも色々な使い方があって厄介ですが、具体例を含めて分かりやすく丁寧に解説しておきましたので最後までお付き合いいただけたらとお思います。

 

“dress”の使い方

 

“dress”は自動詞と他動詞で若干意味が異なってきますので注意が必要です。

 

説明すると、以下の通りになります。

 

“dress”は自動詞で「服を着こなす」

 

自動詞の用法では「服を着こなす」「盛装する」の意になります。

 

“dress in”「服を着こなす」や”dress up”「盛装する」などの使い方がるので一緒に覚えておきましょう。

 

She always dressed in black. 

(彼女はいつも黒い服を着こなしている。)

 

I got invited to a Halloween party so I just had to get dressed up.

(ハロウィーン・パーティーに誘われたので仮装しなきゃいけなかった。)

 

文章ではこのような感じで使われますので確認しておきましょう。

 

”dress”は他動詞で「…に服を選んで着せる」

 

他動詞の用法では「…に服を選んで着せる」の意になります。

 

これを受動態に変形して”be dressed”のようにすると、「服を着せられる」→「着ている」「着こなす」「盛装する」のように言い表されるのでこちらも覚えておくといいです。

 

She‘s dressed by Pierre Cardin.

(彼女はピエールカルダンのデザインの服を着ている

 

このように、“dress”が受動態になっている場合は「着ている」と能動的に解釈するのが正しいのでこちらも要注意です。

 

”have on”と”wear”の違い

 

“have on”と”wear”の違いは一見区別がつきにくそうに見えますが、イメージさえ掴んでくれれば簡単に判別できます。

 

”have on”は一時的な状態の時に使われる

 

“have on”は「着ている」「身につけている」という意味で、一時的な状態を表す時にのみ使われます。

 

他動詞として使用されるので、自動詞では使えないことに注意しておいてください。

 

Since it was so cold yesterday, I had on my coat at home.

(昨日は寒かったので、家で私はコートを羽織っていた。)

 

この文章では「寒かったから、一時的にコートを着ていた」という一時的な状態の意として使われていることが分かりますね。

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”wear”は「いつも着ている」という習慣を示す

 

“wear”は「すでに着ている」「すでに身につけている」という状態や、「いつも着ている」という習慣の意味で使われます。

 

こちらも他動詞として使用されるので自動詞として使うことはできません。

 

“wear”などの状態や習慣を表す動詞は一般的には進行形にしたりしないのですが、以下の例文のように

 

I was wearing overcoat that evening.

(私はその晩、青い厚手のコートを身につけていた)

 

と、このような感じで進行形にして「一時的な着用の状態」を示すこともできます。

 

つまり、”wear”を進行形にして”wearing”にするとhave on”とほぼイコールの意味になるのです。

 

”put on”の使い方

 

“put on”の使い方は他の動詞と比べれば比較的簡単にイメージできますので結構扱いやすい項目だと思います。

 

”put on”は「着る」という動作を示す

 

“put on”は”wear”や”have on”などの状態動詞とは対照的で、「着る」という動作を表します。

 

脱いである服に腕を通して着る/脱いである靴に足を入れる』などの動的イメージを思い浮かべれば分かりやすいかと思います。

 

こちらも他動詞ですので自動詞では使えません。

 

例文としては、、

 

He put on his cap and went out.

(彼は帽子をかぶって出かけた)

 

のように、「帽子をかぶる」という動作をイメージさせながら使われるので、動作を表現したいときは”put on”を使いましょう。

 

”wear”と”put on”の区別の仕方

 

ちなみに、”wear”と”put on”は命令文にしてみて比較すると分かりやすく判別できます。

 

Put on the uniform at once.

(今すぐに制服を着なさい)

 

Wear the uniform while you’re here.

(この場所では常に制服着用のこと)

 

このように、上の例文では「制服を着なさい」という動作を表現しているのに対し、下の文では「常に制服着用」を促す習慣を示していることがわかるはずです。

 

まとめ

 

それでは今回のまとめに入っていきましょう。

 

今回言いたかったことは、、、

 

dress:自動詞→「服を着こなす」「盛装する

他動詞→「…に服を選んで着せる」、受動態の場合は「服を着ている」の意味になる

 

have on:他動詞→「着ている」と言う一時的状態を示す

 

put on:他動詞→「着る」と言う動作を示す

 

wear:他動詞→「着ている」と言う状態や習慣を示す/wearingで(=have on)の意味になる

 

といったところでしょうか。

 

dress以外の動詞は全部他動詞で、どれもイメージしやすいのですぐに覚えられるのではないでしょうか?

 

それでは今回の話の内容は以上です。

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