英会話の知識をお届けしています。タカツです。
今回の英会話テーマは、「日程(スケジュール)」調整の仕方についてです。
というのも、
「スケジュールや予定の調整などは、ビジネスの場面でよく使われるからどんなものがあるか教えて欲しい!」
っていう相談を頻繁に受けるからです。
僕は、「そんなん適当にネットで調べろや!」みたいは厳しい先生のようなタイプではないので、日常でよく使う重要フレーズを何個か紹介していこうと思います。
特にこの記事では、
・英会話の勉強を始めたけどいろんな場面での英会話フレーズの知識をある程度覚えたい
・日程調整の時に英語でなんて言えばいいのかわからない
・既に日程調整について何個かフレーズは知っているけど、本当にこのフレーズでいいのか不安
という人向けに「こういうフレーズで切り出していこう」という考え方をお伝えしようと思います。
目次
【フレーズ①】予定を合わせる時に使う表現
「予定を合わせる」表現は英会話では定番です。
その中で僕が大事だと思った5つのフレーズを厳選して紹介します。
どれも重要なのでしっかりと使いこなせるようにしていきましょう。
reschedule「スケジュールを再調整する」
1つ目は「スケジュールを再調整する」と言う意味で“reschedule”という言葉があるます。
まあこれは言葉通りで定番ですが、よく日本語でも「すみません、別の日にリスケしてもいいですか?」と表現したりしますよね。
この『リスケ』っていうのが“reschedule”の省略版になっています。
【例文1】
→I’d like to ask you to reschedule the appointment next time.「次のアポイントの再調整(変更)をお願いしたのですが。)
【例文2】
→Do you want me to reschedule the interview?「面接の日程を再調整しましょうか?」
このようにスケジュールを再調整したい場合は、“reschedule”と英語で言うのが一番分かりやすく最適です。
これは是非使えるようにしてみてください。
adjust「調整する」
2つ目は“adjust”の「調整する」という言葉で、日本語を見たら分かると思いますが“reschedule”よりも幅広く使うことができます。
相手に対して、「こちらの都合を調整したいです。」「あなたの都合に調整します。」などと言いたい時に“adjust”を使うと便利です。
【例文3】
→I will adjust my schedule accordingly.「あなたのスケジュールに調整します」
ここで出てくる“accordingly”は「~に応じて」「~にしたがって」と言う意味で、ここでは具体的に「あなたの都合に応じてスケジュールを調整します」と言っています。
“adjust”と一緒によく出てくるのでセットで覚えておくといいでしょう。
If I may, I’d like to~「よろしければ〜したいのですが」
3つ目が“If I may, I’d like to~”と言うフレーズ。
意味は「よろしければ〜したいのですが」で、予定を合わせたり約束をしたりする時に『丁寧なお願い』という感じで使います。
【例文4】
→If I may, I’d like to visit your office on this afternoon.「よろしければ、今日の午後にあなたのオフィスに訪問したいのですが」
フレーズ自体は少し長いくて覚えづらいですが、聞き方が丁寧な分相手からの印象はいっそう良くなります。
電話などの場面だと、目の前に相手がいないため対面よりも距離が遠く感じられます。
なので少しでも相手を警戒させないで信頼を作るためにも、このような丁寧な表現を使えるようにすることは大切なことです。
anytime after「〜の後ならいつでも」
4つ目は“anytime after”で「〜の後ならいつでも」と言う意味です。
例えばこんな感じ。
というようなやり取りです。
これを英語に訳してみると、、、
みたいになり、予定を調整する時によく使ったりします。
How about~「〜はどうですか?」
最後のフレーズは“How about~”という表現です。
予定を変更したいときに、
「それでは明日の水曜日はどうですか?」
「少し先になりますが、8月の末らへんはいかがですか?」
のような場面で使います。
このフレーズだと簡潔に言うことができますので、是非とも使ってみてください。
【例文5】
→How about next Wednesday?「来週の水曜日はどうですか?」
このようにめっちゃ簡単に言えます。
また、“How about~”は道を案内する場面でも使われることがあって、それについては関連記事を貼っておきます。ぜひ参考にしてみてください。
【フレーズ②】それまでの予定をキャンセルする表現
予定の調整で次に多い表現として、予定をキャンセルしたり断ったりする場面があります。
「あっ、いっけね!バイトのシフトを入れていたのに突然大学の教授に呼び出されてその日のバイト行けなくなっちゃった!」
「今日の塾行く気になんねーから高熱で行けませんって電話で言っとくか」
「あれ?今日デートの日だっけ?後10分じゃ間に合わねー、、。とりあえずキャンセルのメール入れとくか」
後の2つは結構性格悪いですが、このような体験あなたにもあると思います。
思いがけず突然キャンセルしなければならない場面はよく出てくるので、是非知識として頭に入れておいてください。
I’m afraid…「申し訳ないんだけど…」
これは非常に重要で、相手を配慮する時によく使われます。
相手の予定と自分の予定が合わなくなって断ろうとする時に、このような残念なお知らせ内容を和らげてるために用います。
元々はthatを用いて“I’m afraid that S+V…”という形だったのですが、thatは省略されることもあって“I’m afraid S+V…”として使うこともできます。
【例文6】
→I’m afraid I have to work late tonight.「申し訳ないのですが、 今夜は遅く仕事をしないと行けません」
【例文7】
→I’m afraid I don’t know where it is.「申し訳ないのですが、それがどこにあるのか分かりません」
仕方のない事実であっても直接的に言ってしまうと相手の気分を害してしまう可能性があるので、そのようなことがないように“I’m afraid”という表現を使うことは大切なことです。
make it…「~に間に合う」
2つ目が“make it”「〜に間に合う」「都合がつく」です。
“make it”が「間に合う」なんて意味を取ることに違和感を感じる人もいると思いますが、英会話では頻繁に出てくる熟語ですので是非覚えておいてください。
例えば次のような場面で使います。
【例文8】
→I don’t think I can make it to the interview.「私はその面接に行けそうにありません」
ここでは、「行けそう」=「間に合う」=“make it”というニュアンスで使われています。
また、【例文5】や【例文6】のように文の前に“I’m afraid”をつけて、
【例文9】
→I’m afraid I don’t think I can make it to the interview.「申し訳ないのですが、私はその面接に行けそうにありません」
のようにすれば、より丁寧な表現で相手に伝えることができます。
【フレーズ③】予定を組み立てたい時に使う表現
スケジュール調整で次に重要だと思うのは『予定の組み立て方』です。
これはそんなに大したことなくてある言葉を2つだけ覚えておけばオッケーです。
set up~「~を準備する」「〜を設定する」
“set up~”は「〜を準備する、設定する」という意味で、スケジュールを設定する際によく使われる表現です。
例えば、
【例文10】
→I will try to set up appointment for you tomorrow.「明日、アポイントを取ってみます 」
【例文11】
→I want to set up a meeting with the boss next week.「来週、上司とミーティングを設定したいです。」
のように、アポやミーティングを設定するようなビジネスの場面で使われることが多いので、知っておくべきフレーズだと言えます。
機械やコンピュータのデータを初期化する時に「set up default(セット アップ デフォルト)」という言葉を理系の人は聞いたことがあるかもしれませんが、これは「初期値に設定する」という意味の言葉なんですね。
まとめ:重要なフレーズはしっかり覚えておこう!
この記事で言いたいことは、「英会話はとにかくフレーズのインプットから!」ということです。
すでに過去の蓄積がある人と0から真っ向勝負していく人とでは英会話の伸び方も全然変わってきます。
是非とも
・英会話の重要表現をインプットする
・オンライン英会話などで実践に落とし込む
という練習を同時並行してやってみましょう。
あくまで考えの1つですが、英会話に悩んでいる初心者の方は参考にしてみてください。
以上、スケジュール調整厳選フレーズ集でした。
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僕は大学2年の秋頃から
本気で英語を勉強し、
1年でTOEICスコアを420点から955点に
伸ばすことができました。
とはいえ、特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもないです。
もともとは勉強が嫌いで、
中学から英語を勉強してきたにもかかわらず、
大学2年までの8年間
何1つ成長しなかったダメ人間でした。
海外旅行では
誰にも喋りかけたりすることもできず、
惨めな日々を過ごしたこともあります。
英語なんて
ただの雑音としか聞き取れませんでした。
しかしそんな僕でも、
本格的に英語と向き合って
少しの間だけ真剣に取り組んだところ、
今でははっきりと
英語が聞こえて理解できるし
外国人と自然な会話が
できるようになりました。
なぜそんな状態から上達できたのか?
というと効率的な勉強法を知ったからです。
だからネイティブを相手にしても
緊張せずに話せるようになりました。
その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも英語スキルを
身につけられると確信しています。
そして、そういう人が少しでも増えれば、
一人一人に活気が溢れて
たくさん人がトラやヒョウのように
世界を飛び回り、
世の中の価値やサービスが進化して、
世界はもっと良くなると本気で思っています。
そういった理念から、
僕がどのように英語学習に取り組み、
ゼロから今の英語力を築いていったのか、
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誰にでも当てはまる
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