名詞節を導く接続詞thatの用法|関係代名詞thatとの違いや見分け方

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こんにちは、タカツです!

読者の方からこんな相談をいただきました。

「名詞節を導くthatの特徴がよくわかりません」

「接続しのthatと関係代名詞のthatの違いって何ですか?」

これ、関係代名詞や接続詞について勉強している人によくあることなんじゃないかな。

結論から言うとですね、、、

・「〜こと」「〜という」という訳で表される場合は名詞節を導く接続詞

表せなければ関係代名詞

となります。

よくthat以下が不完全文なら関係代名詞で完全文なら接続詞と言われたりもしますが、細かい文型にとらわれすぎるとかえって読みにくくなります。

なので今回はマクロの目線で、もっと単純に接続詞と関係代名詞を見分けられるようにしましょう。

逆に「そんな単純でいいの?」

と思う人もいるかもしれませんが、その辺についてはこれから詳しく話していこうと思います。



thatが接続詞として名詞節を導く用法は4通り!

まず、名詞節を導くthatの特徴について解説します。

ポイントは以下の4通りです。

ここにタイトル

⑴主語になる名詞節を導くthat

⑵目的語になる名詞節を導くthat

⑶補語になる名詞節を導くthat

⑷同格の名詞節を導くthat

それぞれどんな特徴があるのか具体的に見ていきましょう。

主語になる名詞節を導くthat

まずは主語になる名詞節を導くthatについて。

例えば以下のような例文です。

That he will succeed is certain.
(彼が成功するということは確実だ)

これをSVOCに分解してみると

That he will succeed主語(S)

is動詞(V)

certain補語(C)

となっていて、”That he will succeed”が名詞節の働きをしています。

冒頭で言った通り「彼が成功すること」という『〜こと』の形で表されていますね。

目的語になる名詞節を導くthat

目的語になる名詞節を導くthatについて。

これは下の例文のようなものになります。

No one believes that he won.
(彼が勝ったということを誰も信じない)

この構文を分解してみると、

No one主語(S)

believes動詞(V)

that he won目的語(O)

とSVO構文になり、”that he won”が名詞節の働きをしています。

こちらも「彼が勝ったということ」と、

『〜こと』の訳で表現されているので接続詞のthatだということがわかりますね。

補語になる名詞節を導くthat

補語になる名詞節を導くthatについてです。

こちらは例えば下の例文のような感じになります。

The problem is that he is lazy.
(問題は彼が怠け者だということだ)

これも同じような説明になりますが、文型ごとに分解してみると、、

The problem主語(S)

is動詞(V)

that he is lazy補語(C)

となり、”that he is lazy”が名詞節の働きをします。

これも「彼が怠け者だということ」と訳せるので接続詞のthatですね。

同格の名詞節を導くthat

最後は同格のthatについてです。

同格って何なんですか〜?って思うかもしれませんが、

要するに、thatが導く同格の名詞節は前の名詞の内容を表して、『イコール』として結ばれます。

ここでは良く『〜という』の訳で表現されるので覚えておいてください。




例えば以下の例文が同格の用法になります。

She ignored the fact that he was ill.
(彼女は彼が病気だという事実を無視した)

“that he was ill”という名詞節はthat以前の名詞の内容を表していて、

『彼が病気だ』 = 『事実』
       という

のような訳になっているので同格のthatなわけです。

関係代名詞thatと接続詞thatの違い

ということで、接続詞thatの用法についてある程度理解できたと思います。

これが理解できれば関係代名詞との見分け方もさほど難しく無いです。

※関係代名詞についてまだ全然わかってねー!って方はこちらの記事で超丁寧に解説しているので、良かったら参考にしてみてください

関係代名詞と接続詞の違いを表す例として、下の(A)と(B)の例文を比較してみます。

(A)He didn’t know the fact that everyone knew.

(B)He didn’t know the fact that everyone knew it.

(A)の例文では「彼はみんなが知っている事実を知らなかった」

という訳に対し、

(B)の例文では「彼はみんながそれを知っているという事実を知らなかった」

という訳になるのがわかりますか?

(A)だと、

『みんなが知っている』=『事実』ではなく、『事実』を『みんなが知っている』わけなので、同格にはなっていません。

なので、(A)のthatは関係代名詞です。

(B)だと、

『みんながそれを知っている』ということ自体が『事実』だったわけなので、

『みんながそれを知っている』=『事実』

の関係になります。

つまり同格なのでthatは接続詞というわけですね。

まとめ

以上が名詞節を導く接続詞thatの用法と、関係代名詞thatとの違いでした。

ここでは他のサイトとは違って、『訳』が中心となった解説になっていますが普通とは別の方向で物事を見てみる方がより理解が深まると思います。

物事を複眼的に見ていけばいくほど答えを導き出す引き出しも増えていくので、その分「うっかりミス」みたいな解答をしてしまう確率も減っていくでしょう。

今回は接続詞と関係代名詞が中心の話をしましたが、関係代名詞については別の記事でもいろいろと紹介しています。

詳しくはこちらからご参照ください。

また、英語の勉強方などはこちらで紹介しているので、興味のある方は合わせてどうぞ!

それでは今回は以上です!

ABOUTこの記事をかいた人

英会話・資格・留学の情報発信サイト「英語の読みものブログ("E"BLOG)」のコウズです。 英語はあなたの考えや情報を世界に向けて発信できるすごいスキルなのですが、実際に英語を話せる日本人は少ないのが実情です。 英語を話せる日本人が1人でも多く増えればいいなという気持ちで英語に関する有益な情報をあなたの元へ配信していけたらと思っています。 質問も随時受け付けています。