英語学習初心者必見!似ているようで意味が違う英単語の使い分け

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こんにちは!ライターのTACです。

 

今回は英語学習初心者が間違えやすい英単語の使い分けを紹介したいと思います。

 

突然ですが、次の英文、

「質問があれば手を挙げてください」

としたい場合、正しい方はどちらだと思いますか?

 

A: Please raise your hand if you have any questions.

B: Please rise your hand if you have any questions.

 

正解は…

 

 

 

です。どうでしたか?

 

raise が他動詞で「~“を”あげる」という他動詞の意味なのに対して、

rise は自動詞、「“主語自体が”上がる」自動詞の意味を持ちます。

 

このような、似ているけど意味や使い方が違う英単語って結構ありますよね。

 

今回はこのような単語の違いと覚え方を紹介していきます!

 

似ているようで意味が違う英単語の使い分け

今回のポイントは以下の通りです。

 

今日のポイント

1. サンライズの rise と raise

2. 受け身になるexcited とexciting

3. Sが必要な advise と advice

 

それでは順番に見ていきましょう!

 

1. 音で覚えるサンライズの rise と raise

 

raise と rise って、学校で習う単語の割には区別が面倒な英単語ですよね。

 

はじめに説明しましたが、

 

 raise : (…を)持ち上げる、上昇させる、高める、育てる

 rise : 昇る、上がる、高まる、生じる

 

 のように、

 

 raise には「~“を”あげる」という意味、

 rise には「“主語自体が”上がる」という意味を持ちます。

 

 英検やTOEICなどでもよく出てくるこの単語。

 

いきなり出てくるととっさに判断しづらいですよね。

 

でも、この単語は

「発音」

だけ覚えてしまえば区別はカンタン!

 

 raise には“ai”のように「エー」と「アイ」が入っていますよね。

 

なので、発音は「レェイズ」となります。

 

 また、riseは“a”がありませんので、

「ライズ」となります。

 

 サンライズ(sunrise)という単語は

「太陽自身が上がる」のでriseが使われている訳です。

 

自分が上がるのはサンライズから rise、

相手を上げるのは raise と覚えればカンタンですよ!

 

こういう「自分が/相手を」でわかりづらい単語は他にもあって、例えば

 

lie(ライ) / lay(レイ) : ()横になる / 横にする

 

 こちらは雑誌の「レイアウト」ってありますよね。

 

記事が勝手に横たわって(=書かれて)くれればありがたいのですが、

そんなことはないのでレイアウト=layoutになります。

 

困ったときは日本語で使われているカタカナ英語を探してみるとわかりやすいですよ。

 

太陽が「自分から」上がるのが「サンライズ」のrise、「相手を」上げるのがraise!

 

2. 文法で覚える、受け身のexcited とexciting

 

さて、こちらも結構間違いやすいモノ。

「昨日の試合興奮しちゃった!」

の場合、

 

I was ( excited / exciting ) to watch the game yesterday.

 

のどちらを選べばいいでしょうか。

 

注目したいのは元々の語、“excite”の意味。

 

excite : 興奮させる、刺激する 

なので、

 

昨日の試合に「興奮させられた」の場合は

受動態(be動詞+動詞の過去分詞)

の形を使いましょう。

 

この例でいうと、

I was excited to watch the game yesterday.

となります。

 

これも間違えやすいパターンなんですが、元の意味を正しく理解出来れば難なく対処できます。

 

こういった○○させられる→○○になる、のパターンはたくさんあるので、いくつか紹介しますね。

 

surprise: 驚かす

例文 : You will be surprised at my present.

→僕のプレゼントに驚く(驚かされる)と思うよ。

 

interest: 興味を持たせる

例文 : I am interested in baseball.

→私は野球に興味がある(=興味を持たせられる)。

 

amaze: びっくりさせる

例文 : I was amazed when I first met you.

→初めてあなたと会った時は驚きました。

 

surprise(驚かす)が受け身になるとbe surprised で驚かされる→驚く!

 

3. こじつけで覚える、Sが必要な advise と advice

 

最後はちょっと難しい、というか意地悪なものを紹介します。

 

adviseadvice 、この2つの英単語の違い、わかりますか?

 

この2つは形が非常によく似ているのですが、

 

advise は動詞で「アドバイス(助言)する」という意味の動詞

advice は名詞で「アドバイス(助言)」という意味の名詞

 

というようにちょっとだけ違うんです。

 

これらの覚え方ですが、advise が「動詞」という点に注目。

 

中学校でやったことを覚えている方もいるかもしれませんが、

 

英文は

主語(S)+動詞(V)でできている

と聞いたこと、あると思います。

 

なのでちょっと強引ですが

advise はSがあるから、S(主語)が必要な動詞!

というように考えましょう。

 

他にもいくつか例を紹介します。

 

私なりの覚え方も一緒にしておくので、参考にどうぞ。

 

もちろん、自分なりの覚え方を考えても楽しいですよ。

 

choose / chose 選択する(現在系) / 選択した(過去形)

覚え方:〇(o)が2つあって、1つに選択した(過去形)方が〇1つ

 

loose / lose ゆるんだ、自由な / 失う、なくす

覚え方:looseはルーズソックスの方。単語でも長くてゆるいのがloose

 

broom / bloom ホウキ / 花、(花が)咲く

覚え方 : broomの“r” はホウキを逆さに立てかけたように…見えますよね!

 

たくさん書く方法も覚え方としてはありますが、

 

advise はSがあるから、S(主語)が必要な動詞!

 

みたいに、自分なりに覚え方を考えるのも記憶の定着方法としては有効ですよ!

 

 

まとめ

 

さて、いかがだったでしょうか。

 

今回紹介したパターンは、

 

1. 音で覚えるサンライズの rise と raise

2. 文法で覚える、受け身のexcited とexciting

3. こじつけで覚える、Sが必要な advise と advice

 

この3パターンでした。

 

形が似ている単語を覚えるのはなんだか複雑で面倒に思えますが、自分なりに理論づけて勉強すると案外面白いものですよ!

 

皆さんの英語学習のお役に立てれば幸いです。

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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