どうも、タカツです。
今回は名詞を中心とした
内容になります。
名詞は、比較や関係代名詞などよりかは
そこまで重要ではないかもしれません。
ですが、知識として持っておいた方が
他人よりも非常に有利になるのではないか
と思ったので記事にしてみました。
今回は、名詞の中で特に
「不可算名詞」
について解説していきます。
詳しく解説するとこんな感じです。
不可算名詞とは?
→不可算名詞は、all informationやsome adviceなど、“all”や“some”があっても3単元の“s”がつかない名詞のこと。
不可算名詞の概念を知らないままだと、
と疑問に感じてしまうと思います。
ということで、
・なんで不可算名詞は複数形にならないのか?
・不可算名詞とは
どのように数えるものなのか?
という部分を基礎的なところから
具体的に話していきます。
最終的には不可算名詞かどうかを瞬間に見分けられる方法まで喋っていきます。
ここでしっかり知識を習得しておきましょう。
目次
そもそも不可算名詞って何?
不可算名詞とは、名前の通り
数えられない名詞
のことを指します。
(逆に数えられる名詞のことを可算名詞と言います。)
そこで問題となりやすいのが
「可算名詞なのか不可算名詞なのか?」
という判別なのですが、
これがまた単純な話ではないんです。
特に大学入試などで問題となりやすいのが、
数えられるように見えるが、
実は数えられない
という名詞の問題です。
例えば以下が、
「数えられるように見えるが、
実は数えられない」
名詞で代表的なものになります。
・information「情報」
・baggage「荷物」
・luggage「荷物」
・poetry「詩」
・furniture「家具」
・homework「宿題」
・evidence「証拠」
・advice「アドバイス」
・attention「注目」
・interest「興味」
・equipment「設備」
・room「余地」
(「部屋」の場合は可算名詞)
・news「ニュース」
・progress「進歩」…
代表的なものをざっと挙げてみた感じ、
かなり多いですね。
これを全部覚えるだけでも相当苦労すると思います。
ただし、不可算名詞だと分からなくても単語の意味は覚えておいた方がいいので、関連記事に英単語覚え方に関する話を載せておきます。
しかし、
実はある1つの知識を持ってさえいれば、
これらの不可算名詞を全部覚えていなくても
「これは不可算名詞だ!」
と推測することができるようになります。
その知識とは、
なぜ不可算名詞が複数形にならないのか?
という部分です。
この『なぜ?』
というところに着眼することで、
難しく判断しにくい不可算名詞が一気に簡潔に紐解いていけます。
次からそれについて解説致します。
不可算名詞が複数形(-s)にならない理由とは?
不可算名詞が
複数形にならない理由を聞かれた時、
おそらく半分以上の人が
「数えられないから」
と答えると思います。
しかし、もし不可算名詞が
複数形にならない理由が
「数えられない名詞」なのだとしたら、
baggage「荷物」やfurniture「家具」を不可算かどうか見極めることはできるでしょうか?
このような混乱を招かないためにも、しっかりとした知識を取り入れて欲しいです。
まとめれば1つにまとまってしまうもの→不可算名詞
不可算名詞を見極める最大のポイントを説明すると、、、
「1つ」、「2つ」、「3つ」、…と数えられるように見えて、しかし、「まとめれば1つにまとまってしまうもの」は全部不可算名詞である。
ということです。
例えば、“baggage”「荷物」について考えるとしましょう。
旅行に荷物をたくさん持っていく人がいたとして、
その人はスーツケースを持って、
ショルダーバッグを持って、
ハンドバッグも持って、
ウェストポーチまでつけてます。
しかし、
この合計4つの荷物はロープでくくったり、大きな箱に詰め込むことで実は1つにまとまってしまいます。
つまり、
「まとめると1つ」
という概念に当てはまるから不可算名詞ということがわかるのです。
information「情報」
について考えてみても同様です。
「銀行が破綻した」
「証券会社が廃業した」
「株価が下がった」
などなど、
たくさんの「情報」があったとしても、
「日本経済がうまくいかない」
という1つの情報に内包することができます。
informationも実は不可算名詞なんです。
どうしても不可算名詞を数えたい時
しかし、不可算名詞だろうとどうしても数えたい時だってあるはずです。
「荷物は何個ありますか?」
「私の家には2つの家具がある」
このような日本語を英語に訳すときは
一体どのように表現してやれば良いのでしょうか?
例えば
「荷物は何個ありますか?」
というシチュエーションを想像してみましょう。
この時、「荷物」”baggage”は当然不可算名詞だから、
複数形をつけて
“baggages”にしてはいけません。
そこで、
不可算名詞を数えたいときには次のルールに則って数えるようにします。
不可算名詞を
どうしても数えたい場合は、
・a piece of…
・two pieces of…
・many pieces of…
という容器を使って小分けして数える。
ここで、“piece(s )of…”というのは、
数えられない名詞を
どうしても数える時に使う言葉
だと思っていただければ良いです。
それを踏まえて
「荷物は何個ありますか?」
と言いたいときには、
How many pieces of baggage do you have?
のように答えればオッケーです。
【豆知識】英英辞典で調べた意味が複数形を示していたら『不可算名詞』
最後に1つ、
不可算名詞の英単語を覚えるための
豆知識を紹介致します。
それは、
『英英辞典で調べたときの英単語の意味が複数形を示していたら不可算名詞』
だということです。
例えば、不可算名詞”information”の日本語的意味は『情報』です。これを英英辞典で調べてみると下記のようになります。
<informationの意味>
information = facts or details that tell you something about a situation, person, event, etc.:
引用:Longman Dictionary of American English
このように記載されています。
“facts”, “details”と複数形になっていて、
それに対して”information”は複数形ではない。
つまり、”facts”, “details”を1つにまとめた単語が”information”であり、informationは不可算名詞だということが直感的にわかると思います。
他にも”poetry(詩・韻文)”の意味を英英辞典で調べてみると…
<poetryの意味>
poetry = poems, or the art of writing them
引用:Longman Dictionary of American English
となり、”poetry”は”poem”の集合体であることが読み取れるから不可算名詞となります。
このように、不可算名詞は英英辞典で調べると直感的に理解できるようになります。
時間がある時にぜひ英英辞典で調べてみてください。
下記に僕がいつも使用している
おすすめの英英辞典を載せておきます。
また、英英辞典を使うメリットとして、英語を英語だけで考えるための訓練ができるという点が挙げられます。
英英辞典は英単語の意味解説を中学レベルの英文で解説しており、挫折せずに英文を読む訓練にもなります。
英英辞典を使ったり、英語だけで考える練習をした方が良い理由については、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
というわけで
・不可算名詞が複数形にならない理由
・不可算名詞の数え方
について分けて解説してみました。
聞いただけだと最初は難しいかもですが、不可算名詞の見破り方は実戦で慣れていくものです。
あとは問題集で実践を積んでいきましょう。
覚えているだけでも損はありません。
それでは今回の話はこの辺で終わりにします。
今回は名詞をテーマに書いたので、そのテーマに関連した記事を載せておきますね。
よかったら参考にしてみてください。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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