【受験生必見!】英単語ノートのまとめ方に意味はない!英単語の最強の覚え方とは?

英語情報やニュースを提供しているタカツと申します。

 

最近は学校の先生だけでなく、世間のいろんな有名人の人たちが英語の大切さについて語っていますね。

 

なので、それに応じて英語学習者も日々増加傾向にある気がします。

 

しかし、いざ英語を勉強し始めも、なかなか実力が伸びないなんてことはよくあります。

 

特に英語で一番厄介なのが、

英単語のボリュームの多さ

英単語の覚えにくさ

英単語の勉強の退屈さ

かなと思います。

 

僕が高校生の高校生の頃は、
「ターゲット1400」という英単語帳を学校側から買わされて、それをひたすら勉強していました。

 

ですが、いざターゲットを開いてみると、あまりのボリュームの多さに驚愕しました。

 

「受験まで本当に間に合うのか?」
って感じでした。

(結果、間に合いませんでした、、、笑)

 

そこで今回は、
主にこれから入試を迎える受験生に向けて、

「どうやれば効率よく英単語を習得できるか?」

という話を僕の失敗談も含めて解説していこうと思います。

 

覚え方さえ間違っていなければ英単語は効率的に記憶できます。

 

まずは英単語の覚え方を見つめ直していきましょう!

完璧主義者ほど英単語に挫折する理由

まず、英単語に挫折する人の多くは
「異常なほどの完璧主義」
が原因だと思っています。

 

具体例を示すと、

・英単語帳に載っている全ての単語(派生語、対義語など)を覚えようとする

・英単語ノートを作成して片っ端からまとめていく

といった感じです。

 

1つ1つ見ていきましょう。

 

単語帳の派生語、対義語を覚えることについて

 

英単語帳には、太字の重要単語以外にも、派生語・対義語・類義語などの単語も記載されていることが多いです。

 

そして事実、派生語や対義語などは覚えて損することはないです。

 

なぜかというと
英単語帳に載っている単語は全て、

過去に出題された頻度の高い、
データに基づいて
専門家が冷静に分析したもの

だからです。

 

なので、
派生語や対義語は覚えていれば
その分有利になります。

 

ですが、受験生には時間がありません!

 

高3の4月から受験勉強を始めても、入試までたったの10ヶ月程度しかありません。

 

そんな中、受験生が太字の重要単語以外にも手を出してしまうと、いつまでたっても単語帳は最後のページまでたどりつかずに途中で諦めてしまうのがオチです。

 

なのでまずは太字の英単語だけに集中して、余裕があれば派生語や対義語にも手を出していくという流れがいいと思います。

 

正直、太字の英単語だけでもある程度の難関大学には十分対応できます。

 

ですので、

「とにかく英語は完璧にやらなければ意味がない」

と言って、何でもかんでも完璧にこなそうとするのは控えておきましょう。

 

英単語ノートを作って片っ端からまとめることについて

英単語ノートを作って片っ端からまとめていくというのは、受験生によくある手法だと思います。

 

僕も単語帳で覚えられなかった単語は大学ノートにひたすらまとめいました。

 

この、「まとめていく」っていうのは
なんだかんだで楽しいんですよね。

 

分からなかった英単語をもう一度、
赤シートで隠しても英単語が見えないように、
赤ペンかオレンジのペンで
ノートにまとめていく方法。

 

これはすごく快感でした。

 

ですがこの、「まとめる」という行動は、実は勉強ではなくて作業なんです。

作業っていうのは思考が停止していても続けることができます。

 

なので、英単語をノートにまとめるという時間はほとんど勉強していないのと同じと考えてください。

 

分からない英単語を
いくらノートにリストアップしたとしても、
ほとんど記憶に定着しません。

 

「勉強」をしているのか、
「作業」をしているのかという部分を見極められるようになれば、勉強効率も上がってきます。

赤シートで単語を隠して覚えるのが非効率的な理由

僕が受験生の時にやっていた勉強法として、赤シートで単語を隠して覚えるというのがありました。

 

これは僕だけじゃなく、ほとんどの受験生がやっている勉強法だと思います。

 

これは、赤シートで日本語文を隠して何の意味かを考えているので、作業ではなく「勉強」に該当します。

 

しかし、個人的にはこのやり方もちょっと効率が悪いと考えます。

 

なぜかというと、
「じっと眺めているだけ」
だからです。

 

詳しく説明します。

 

視覚的認識だけで記憶するはあまりにも非効率

 

僕は、通学時間中に電車の中で何度も赤シートで隠しながら、英単語を確認していました。

 

しかし、赤シートで英単語を隠して覚えるという方法はあまりにも退屈です。

ただ見て確認するだけの作業だったので、なかなか記憶にも残りませんでした。

 

すると、あまりの退屈さに睡魔が襲ってきたりします。

 

電車の中で爆睡してしまったことも何度かあり、気がついたら、高校の最寄駅から3駅ほど離れた駅に到着していました。(学校に遅刻して、先生にこっぴどく怒られました、、。)

 

それに、
「赤シートで単語を隠して確認していく勉強」というのは、

 

目で視覚的に
記憶しているだけにすぎません。

 

脳に記憶するための信号を送っている部位が「目」からでしかないため、非常に覚えづらいですし、退屈すぎて睡魔が襲ってきます。

 

ですので、赤シートを使って覚えるのは基本的には推奨していません。

 

じゃあどうすれば良いかというと、
もっと五感をフル活用して
記憶していく勉強法をお勧めします。

 

それについては後で詳しく解説していきますが、五感のフル活用は長文読解対策にも有効です。

 

興味のある方は、
以下の記事も参照にしてみてください。

 

 

英単語帳の効果的な使い方

では、正しい英単語の覚え方やノートの効果的な使い方ってどんなものがあるんでしょうか?

 

受験生が最速最短で英単語を暗記するためには、とにかく正しい勉強法を確立すること。ここからがスタートです。

 

僕自身、絶対に必要だと思うポイントを下記にまとめておきます。

 

・五感のフル活用

・挫折しない勉強法

・英単語を忘れにくくするための工夫

 

この3つを意識するだけで、あなたの記憶力は約5倍は跳ね上がります。

 

五感を刺激する

英単語を覚える上で五感を使うのを意識するのとしないのとでは、記憶するスピードがかなり変わります。

 

例えば、

先ほど言ったように
赤シートで隠して覚えていくというのは、
記憶の糸口が「目」の部分しかありません。

 

なので、いったん単語を忘れてしまった時は、

 

「視覚」を通してでしか記憶を引き出すしかありません。

 

しかし、「視覚」だけではなく「五感」をフルに活用して英単語を記憶していくとどうなるでしょうか?

 

五感とは?

「五感」とは辞書的に言えば、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」の5つのことを指しますが、単語の記憶に「嗅覚と味覚」っていうのは謎だと思います。

ですからここでいう五感は、「視覚・聴覚・鼻・口・触覚」と思っておいてください。

 

例えば、

音声付きの英単語教材を使って英単語を聴きながら覚えれば、「視覚」だけでなく「聴覚」も刺激して覚えるられますよね。

 

なので、いったん英単語を忘れてかけても、「視覚」だけでなく「聴覚」を通して記憶を引き出せる可能性があります。

 

また、英単語の音声を聞いた後で自分で音読してみることで、「鼻」「口」経由で脳に刺激することができますから記憶の糸口がさらに2つ増えます。

英単語ノートの使い方はこうやって使う

 

では、「触覚」に関してはどうでしょうか?

 

この「触覚」から記憶する手段として、『ノートに書きまくる』というのがあります。

 

ノートに覚えたい英単語のスペルを何度も何度も書くことで、頭だけでなく身体で記憶していくのです。

 

・頭が記憶していなくても身体が記憶している

・意識していなくても体が自然に動いてしまう

 

これは、運動部の部活動をやっている人にはよくわかると思います。

 

手でノートに書いて覚えるのを続けていれば、試験の最中でも英会話の現場でも、無意識に身体が勝手に反応してくれるようになってきます。

また、上の写真のように色ペンを使いながらカラフルに書いていくのが飽きない秘訣です。

一度やってみるとものすごく単語の勉強が楽しくなりますよ。

ぜひチャレンジしてみてください。

英単語学習にある程度のスピードを保つ

しかし、英単語を書いて覚えるという勉強は、1つ1つ英単語のスペルを何度も書いていくわけですから時間がかかってしまいます。

 

すると、単語帳のページ数が全然進んでいないことにショックを受けるかもしれません。

 

なので、英単語を書く回数を固定しておくと良いです。

 

理想は5〜6回ぐらいですね。

 

例えばdeposit「預金する」という単語を5回書いたら、もうその単語は置いといて次のencourage「推奨する」に移ります。

 

10回も20回も同じ単語を書いていたら全く先に進みません。

 

5回ぐらい書いたら先に進んで学習のスピードを保っておきましょう。

英単語にストーリーを帰属させる

英単語を覚える方法としてもう1つ大事なことがあります。

 

それは、その単語の意味を知ったら、実際にその英単語を使ってみることです。

 

例えば、obsession「妄想」という単語があったとします。

 

しかし、単語のスペルが少し長くて覚えづらいですね。

 

なのでこういう時は、

実際に自分が話し相手に向かってこの単語を使っているストーリーを思い浮かべてアウトプットをしていけば、より記憶に定着しやすくなります。

 

具体的には、

obsession→I had an obsession that He was young.

「私は、彼が若いという妄想を抱いていた」

というふうに文を作っていきます。

 

いきなり英文を作るのが苦手な人は、単語帳に載っている例文を見てみても全く問題はありません。

 

大切なのは、実際に自分が喋っているという想像をすることです。

 

この1点を意識して、1つの英単語にストーリーを帰属させながら覚えていけば忘れにくくなります。

英語を英語のまま覚える努力をする

そして最後に重要な点が、英語を英語のまま覚える努力をするという点です。

 

英語と日本語には意味の幅に違いがあります。

 

そのため、日本語訳だけ暗記していては外国人が認識している意味に差が生じてしまいます。

 

具体的な手法に関しては以下の記事にまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

 

英語ノートを作るときは日本語をなるべく控えるようにすべき

また、英単語ノートに関わらず、何かしら英語に関する事柄をまとめたいときは、日本語を全く書かないで英語にまとめてみると良いです。

 

やはり日本語と英語の意味って文化や地域の認識から変わってきます。

 

英語を日本語で覚えるメリットはほとんどないってことが分かりますね。

 

なので、英語はできるだけ英語のみで考えるために日本語をなるべく見ないようにしながら、英語ノートを作るようにしてみてください。

 

ちなみに僕が独学で英語を勉強していた時にまとめていたノートの一部を別の記事で紹介しています。

 

参考程度に一度読んでみてください。

 

 

他にも色々参考になるノートがあれば記事に紹介していこうと思います。

楽しみにしててください。

おわりに

今回は、英単語を最短最速で記憶していく手法を僕なりにまとめてみました。

 

他にも英単語の覚え方は色々あると思いますが、この記事でいくつか共感してくれたところだけ取り入れていただければ幸いです。

 

英語の勉強方法に関しては色々と他の記事でも紹介しています。

「勉強法をもっと知りたい!」

という方は勉強法のまとめ記事一覧を見てみてください。

 

それでは今回のお話は以上です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

⚠️注意⚠️

※このブログでは、閲覧者の悩みを優先的に解決するために英文法を日本語で解説していますが、英語を日本語で学ぶことは推奨していません。

詳しくはこちらで解説していますが、ご理解の方よろしくお願い致します。

関連記事:英語力アップにつながるアイテム・教材はこちら!

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僕は大学2年の秋頃から
本気で英語を勉強し、
  1年でTOEICスコアを420点から955点
伸ばすことができました。

 

とはいえ、特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもないです。

 

もともとは勉強が嫌いで、
中学から英語を勉強してきたにもかかわらず、
大学2年までの8年間
何1つ成長しなかったダメ人間でした。

 

海外旅行では
誰にも喋りかけたりすることもできず、
惨めな日々を過ごしたこともあります。

 

英語なんて
ただの雑音としか聞き取れませんでした。

 

しかしそんな僕でも、
本格的に英語と向き合って
少しの間だけ真剣に取り組んだところ、

今でははっきりと
英語が聞こえて理解できるし
外国人と自然な会話が
できるようになりました。

 

なぜそんな状態から上達できたのか?
というと効率的な勉強法を知ったからです。

 

だからネイティブを相手にしても
緊張せずに話せるようになりました。

 

その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも英語スキルを
身につけられると確信しています。

 

そして、そういう人が少しでも増えれば、

 

一人一人に活気が溢れて
たくさん人がトラやヒョウのように
世界を飛び回り、
世の中の価値やサービスが進化して、

世界はもっと良くなると本気で思っています。

 

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僕がどのように英語学習に取り組み、
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誰にでも当てはまる
普遍的な内容だと思います。

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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