どうも、タカツです。
最近、英語の勉強初心者さんから
次のような質問を受けます。
「社会人になってから英語を身につけるのは難しいですか」
「会社に通いながら隙間時間を使って英語を身に付けたいのですが、方法はありませんか」
このような疑問です。
確かに「社会人になってからでは遅いのでは?」と不安に思うかもしれませんが、そんなことはありませんよ。
40歳から学習を始めて、英語をペラペラ話せるようになる人だって、たくさんいます。
今回は、社会人が英語力を伸ばすための1年間戦略について解説していこうと思います。
「たった1年で実際に英語力が伸びるの?」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、語学は正しいやり方で勉強すれば、コスパよく実力を伸ばせます。
逆に間違ったやり方で勉強すると、10年間全く実力が伸びなかったりもします。
なので、会社で忙しい社会人でもコスパよく英会話を身に付けられるよう、まずはしっかりと正しい勉強法を把握するところから始めましょう。
もちろんこれは社会人に限らず、
・TOEICのスコアを伸ばしたい
・将来英会話教室を開きたい。
・外国人との友人を作って価値観を広げていきたい
・高額な英会話教室に通わずコスパよく英会話力を身に付けたい
・ビジネス英会話や日常英会話を身に付けて海外で仕事をしたい
という方にも読んでいただきたい内容です。
目次
まずは発音の訂正→6ヶ月間
初心者の人は、まずは発音を矯正(きょうせい)することが重要です。
発音がわかれば、英会話の文脈の流れや強弱がリズムで理解できます。
これによって、結果的にそれが速読力やリスニング力につながります。
また、発音力をしっかり鍛えることで、少なくとも海外へ行って外国人に話しかける時に、外国人になめられなくて済むメリットもあるのです。
つまり、発音を改善することは、同時に英語を話す楽しさを教えてくれる手段にもなるわけですね。
そこで、発音を勉強するにあたって特に意識してほしいのが、「音声変化の仕組みを知る」ということ。
例えば、
Can I ask where exactly?
を発音するとき、普通の日本人ならば、
「キャン アイ アスク ウェアー イグザクトリィ?」
と発音します。
しかし、ネイティブでは
「クナイ アスク ウェア イグザクリィ?」
のように発音します。
(もちろんカタカナなので、厳密には違います)
これは、音声変化による、音声の『連結』や『脱落』というルールに基づいて、単語同士の発音が繋がったり、発音されなかったりするためです。
なので、最初にこの音声変化を理解しなければ、リスニング力やスピーキング力は一向に伸びません。
しかし、
「それ以前に音声変化のルールがわからないからどうすれば良いのかわからない」
という人が大半でしょう。
ですので、その方には「ニック式英会話」という英会話教材を活用してみることをお勧めします。
ニック式英会話には、
・発音改善
・リスニング
・スピーキング
・ライティング
といった、4技能を伸ばすための工夫が詰め込まれています。
詳しくは下に関連動画を載せておきますので参考にしてみてください。
ただし、ニック式英会話は音声変化についての知識は深まりますが、個々の発音に対する知識は曖昧な部分があるので、ネイティブみたいに発音できるようにしっかり発音を学びたいという方は以下の記事も読んでおいてください。
英語を英語のまま理解する訓練→6ヶ月
発音がある程度改善できたら、次は「自動化訓練」という勉強法に取り組んでいきます。
自動化訓練とは要するに「英語を頭の中で日本語に訳して理解するのではなく、英語を英語のまま理解する」訓練です。
この訓練を積むことで、返り読みしない癖がついてくるので、あなたのリスニング力や速読力は以前と比べ物にならないぐらい進歩していきます。
この自動化訓練は約6ヶ月間行なっていきます。
それでは具体的にどのように勉強していけば良いのかを説明していきましょう。
100ページ分の英文をスラスラ読めるまで訓練
英語の苦手な日本人の主な原因は、英語に触れるボリュームの少なさです。
なのでまずは、1ページ20〜30行分ほどの文章が入った英会話教材を使用して、100ページ分の英文を読み込みます。
それでは具体的にどうやって勉強していけばよのかを解説していきます。
文法的読解
まずは、文法的に文章がどのような構造になっていたり、どういった用法が使われているかを丹念に調べていきます。
このとき、文中に単語の訳や、発音、()などを書き込んでいってください。
なので、後で実際に何も書かれた状態で読むときのために、書き込む前にコピーして保管しておくことをお勧めします。
この文法的読解は、1日2ページとして約2ヶ月でクリアしていきましょう。
音読×リスニングの継続
文法的読解が一通り終われば、音読・リスニングの作業に入ります。
流れとしてはリスニング→音読というサイクルで、100ページ分繰り返していく感じです。
これを、1日1時間以内に10ページ読みこなせるレベルに到達するまでなんども繰り返してほしいです。
理想は1日10ページを4ヶ月間。
ここまでで約1年ですね。
ここまでできれば、かなりのリスニング力とある程度のスピーキング力がついていることが実感できると思います。
約6ヶ月で発音を改善し、同時にスピーキング力とリスニング力をつけ、残りの6ヶ月で自動化訓練を行って、英語を左から右へとスラスラ理解できるようになるので、かなりやりがいがありそうですね。
そして、費用も全て合わせて5万円もかかりません。
コスパよく勉強ができると思います。
1日1時間の勉強時間で、1年後にはここまで実力が伸びるのかと驚愕するはずです。
教材選びのコツ
しかし、実際書店に足を運んでみると、計り知れないほどの教材がたくさん並んでいます。
そこで、教材選びで失敗しないために、注意すべき点を3つほど上げてみました。
ジャンルを特化する
まず1つ目が、『ジャンルを特化する』ということです。
ビジネスの英語を極めたい人であれば、ビジネスに特化した英語教材を選択するのがお勧めですし、日常英会話を極めたいのであれば、日常英会話教材を選択することをお勧めします。
バラバラのジャンルを満遍なく勉強するよりも、ジャンルを絞って1つの分野の英会話を極める方が圧倒的に実力が付きます。
音声付き教材を選ぶ
次に2つ目が、『音声付き教材を選択する』ということです。
今話している勉強法は英会話の勉強法ですから、音声付き教材を使わなければ、今までの努力が全く無意味になってしまいます。
できれば、ネイティブスピーカーが発音しているナチュラルな発音が収録された教材を選んでみてください。
長文の行数は20〜30行以内
そして最後に3つ目が、『1ページ20行から30行以内の文章が入った教材を選択する』ということです。
正直、これ以上の行数の長文になってしまうと、勉強し始めてから一週間も立たずうちに挫折してしまいます。
ですので、長すぎず短すぎない適度な英語教材を選ぶことをお勧めします。
まとめ
今回は、英語初心者の社会人が約一年で英会話を極める1年間戦略について解説しました。
ここでポイントなのが、英語が苦手な人は「発音が苦手」だということです。
発音の改善なしに英語力上達はあり得ませんし、スピーキング力やリスニング力を伸ばすことはほとんど見込めません。
発音は英語を飛躍的に伸ばすための土台ですから、英語が苦手な方は、英文法やリスニングの勉強をする前に、まず発音の矯正を行なっていくことが大切です。
そこを見誤らなければ、あなたの英語スキルは一気に覚醒していくでしょう。
ぜひとも発音の大切さを理解して、この先の語学学習に活かしてみてください。
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僕は大学2年の秋頃から
本気で英語を勉強し、
1年でTOEICスコアを420点から955点に
伸ばすことができました。
とはいえ、特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもないです。
もともとは勉強が嫌いで、
中学から英語を勉強してきたにもかかわらず、
大学2年までの8年間
何1つ成長しなかったダメ人間でした。
海外旅行では
誰にも喋りかけたりすることもできず、
惨めな日々を過ごしたこともあります。
英語なんて
ただの雑音としか聞き取れませんでした。
しかしそんな僕でも、
本格的に英語と向き合って
少しの間だけ真剣に取り組んだところ、
今でははっきりと
英語が聞こえて理解できるし
外国人と自然な会話が
できるようになりました。
なぜそんな状態から上達できたのか?
というと効率的な勉強法を知ったからです。
だからネイティブを相手にしても
緊張せずに話せるようになりました。
その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも英語スキルを
身につけられると確信しています。
そして、そういう人が少しでも増えれば、
一人一人に活気が溢れて
たくさん人がトラやヒョウのように
世界を飛び回り、
世の中の価値やサービスが進化して、
世界はもっと良くなると本気で思っています。
そういった理念から、
僕がどのように英語学習に取り組み、
ゼロから今の英語力を築いていったのか、
その方法論を1つの書籍にまとめてみました。
科学的根拠のある
学術観点から考察して解説していますので
誰にでも当てはまる
普遍的な内容だと思います。
もし興味があればぜひ読んでみてください。
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