どうも、タカツです。
新TOEIC TEST文法特急やりました。
新TOEIC TEST文法特急より引用:
「学習スタンスとして重要なことは、ランダムにやらず戦略的に弱点を補強することです。」
導入部分にこれが書いてあって
やってみようと購入したんですが、
予想以上に良い本だったので
皆さんにも紹介したいと思います。
目次
どんな本なの?
内容をザッと説明すると、
まあタイトル通りなんですが、
TOEICで出題される文法を学習するための本です。
「TOEICで出題される文法書なんていっぱいあるぞ!」と思うかもしれませんが、この本は短期間でスラスラ解き進められる構成になっています。
要するに、
・1冊の文法書を短期間で最後までやり通せる
・解説がしっかり書かれているからつまずくこともなく挫折しにくい
・問題量が少ないわりに深く英文法が学べるからコアな知識が身につく
という本なのです。
こういった利点は
他のサイトにも書かれていると思いますが、
僕がこの本に惹かれた一番の理由は
「友達がこの本でTOEICのスコアを一気に伸ばした」
という点でした。
一緒に英語の勉強しようぜ!って言って、一緒に勉強していた友人が突然
「あっ、俺TOEICスコア120点伸びたわー」
とか言ってきたんですよ。
そりゃ「はっ?」ってなりますよね。
だから「どんな勉強してたの?」って聞いたら、「新TOEIC TEST 文法特急をやっただけ」って言ったので即購入して実践してみました。
するとかなりの良書で、
僕自身も実際80点ぐらい
(友達よりも低いですが)スコアが伸びたのでレビューして行こうと思います。
文法をしっかり勉強すれば、特にPart5に出てくる問題の選択肢で迷ったり混乱することが少なくなりますし、ミスも一気に減らすことができます。
Part5があまりできないという人にはおすすめです。
文法特急のレベル
そもそも文法特急のレベルってどれくらいなのでしょうか?
ネット上で調べて見たところ、だいたいTOEIC550点〜900点あたりを狙いたい人向けと書かれています。
基礎的な文法問題が多数掲載されているので、文法知識が抜けていて、コアな文法学習がしたい人にオススメです。
初級者から中級者編までは難易度的にはそこまで大したことないと思う人も多数いると思いますが、上級者編のレベルになってくるとかなり苦戦する人も出てくると思います。
僕自身も結構苦戦した問題はいくつかあったので、基礎力から応用力までのコアな部分を一気に固めるのには最適かなと思いました。
問題数はかなり凝縮されているため、短期間で英文法のコアな知識を取り入れたい方は一度手に取ってみるといいかもしれません。
ではここからは具体的に文法特急の良さについて解説していこうと思います。
とにかく良問しかないし解説が深い!
新TOEIC TEST 文法特急の良さは、何と言っても良問揃いという点です。
問題数自体は少なめなんですが、その分TOEICに出題されやすいコアな良問が詰まっているため、文法の基礎知識を固めたい人には圧倒的にコスパが良い本だと思います。
問題数が少ない分短期間で文法の土台を固められるので、いつまでも文法ばかり勉強しているという『時間の無駄以外何者でもない』状況を避けることができるのです。
そして、新TOEIC TEST 文法特急は
問題1問に対して解説が1ページという分量で、
少なすぎず多すぎずという感じで、重要な知識を深く理解できる構成になっています。
1問1問、コアな部分のみを徹底的に学ぶため、TOEICで文法問題が出題されるPart5を短期間で深く対策することができます。
そしてPart5が素早くできるようになると、Part6やPart7に集中して時間を割くことができます。これにより、リーディングセクションそのものに対して高得点が取りやすくなるのです。
問題量が少ない分、2周目3周目以降は復習するのに時間がかからなくなります。
気がつけば、
「1日あれば1冊分復習できる」という状態になってくるのです。
なので、TOEIC前日などに新TOEIC TEST 文法特急を1冊やれば、それだけで根本となる文法知識を復習できたりします。
また、「英文法の勉強はTOEIC前日だけやる」という最小限の労力で英文法を勉強し、それ以外の学習時間を長文やリスニング対策に使うというような時間配分も作れるので、TOEIC対策の勉強も非常に効率的になります。
TOEIC前日の勉強方法に関しては別の記事で紹介していますので、詳しくは下記記事を参考にしてみてください。
新TOEIC TEST 文法特急の科学的観点
そしてもう1つ、僕が良いなと思った科学的視点があります。
それは、1問1問に解答目標タイムが書かれていることです。
友達は、新TOEIC TEST 文法特急を使うときに「解答目標タイムに沿って勉強していた」と言っていました。
これを科学的な視点で考察すれば、制限時間を設けることによって学習意欲と集中力が上がることが分かっています。
心理学の世界ではこれを『締め切り効果』と言い、人間は課題を提出する期限が迫ってきたときに驚異的な集中力を発揮します。
例えば、会社の出勤も同じで、お給料を貰っている訳ですから遅刻するわけにはいきません。
9時出勤の場合だったら、ほぼ100%の人達が締め切り効果によってその時刻に出勤することになります。
制限時間というのはこれだけ強い心理効果が作用してくるので、何か物事に取り組む時は時間を測って解いてみるのがおすすめです。
新TOEIC TEST 文法特急の評判・レビュー
新TOEIC TEST 文法特急のレビューはこんな感じでした。
何人か載せておきますので、良かったら参考にしてみてください。
・レビュー①
問題数は少ないですが、TOEICの出るところが完璧に押さえられている良書だと思います。
この問題集を繰り返すだけでPart.5は8割は越えました。
ただ、この本は初級、中級者向けでpart.5が9割は安定している方にはむいていません。
とりあえず短時間で8割を超えればいいというかたには非常におすすめできます。
・レビュー②
文法が苦手な方にはお勧めの本。傾向と対策がわかりやすくまとめられている感じです。
・レビュー③
このテの”テスト”から離れて何十年も経っていて、コツをすっかり忘れていましたが、この本のおかげでよみがえりました。
時間の関係で焦って正答できる問題を無駄に間違えることもなくなると思います。
テストはテスト、現場は現場ですね。
kindleフォーマットの本なのも使いやすくありがたいです。
・レビュー④
これを反復して読むだけで文法問題は素早く・正確に解けるようになります。
TOEIC対策本という意味では、かなり効果てきめん。
ただこれを反復して読んでもTOEIC以外のスキルは全然伸びないので、そういうのを求めている人には不向きです。
・レビュー⑤
中学レベルの文法を理解していれば理解できます。
ただ一周しただけではダメです。
暇な時間が出来たらちょっとでいいから目を通しました。
持ち運びしやすいサイズに軽くでも読みやすい文書構造です。
引用:1駅1題 新TOEIC TEST文法特急|花田 徹也|本|通販|Amazon
出典URL:https://amzn.to/2quEN8f
色々と載せておきましたが、「もっとレビューが知りたい!」という方は、アマゾンを参照にしていただければ幸いです。
文法を勉強するときに1つ言いたい点
新TOEIC TEST文法特急やるときに注意して欲しいのが
「文法問題は知識を身につけるためのツールに過ぎないため、深くハマりすぎるのはナンセンス」
という点です。
文法を勉強することでTOEICで点数が大きく伸びる部分はPart5だけです。
もちろんPart5の問題を素早く解くことができるようになれば、Part6, 7に対してより多くの時間を投下することができます。
しかし、英文法を勉強するだけでは本当の英語脳は鍛えられませんから、TOEICスコアの向上も途中で止まってうのです。
文法学習だけでは、一気に速読力が上がったり、読解力がアップするわけではないのです。(もちろん文法知識があれば多少読みやすくなります)
本格的にTOEICのスコアを上げていきたいのであれば、向けるべき対象はPart6やPart7といった長文問題でしょう。
Part6やPart7は文法を勉強するだけでは点数が上がらないため、ここでは実戦的に英文を読んでいって英語脳(英語を英語のまま理解して読む能力)を鍛えていく必要があります。
なのでもしあなたが、
「俺はPart5は得意だ!」
と思うのであれば、
新TOEIC TEST 文法特急を勉強するのではなく、速読力や英語脳を鍛える勉強をしていくほうが良いです。
逆に、
「僕はPart5が全然ダメなんです…」
という方は、新TOEIC TEST 文法特急を一度やってみてください。
短期間でTOEICスコアがアップしていくはずです。
そのあたりはTOEIC問題集での正答率を見ながら決めてみるのがいいと思いますが、
ちょっとでも
「文法知識が抜けているな」
「Part5が不安だな」
と思う方は、850円ぐらいの安さなので一度読んでみるといいですよ。
以上、今回のおすすめの本の紹介でした。
その他の書評はこちら▼
最後に
今回は、新TOEIC TEST 文法特急のレビューをしてみました。
TOIEC対策本(特にPart5の対策)としてはかなり良書だと思います。
・文法知識がない
・TOEICスコアをもっと伸ばしたい
という方はぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?
また、TOEICだけじゃなくて根本的に文法力を伸ばしていきたいという人は。文法の勉強法についてまとめた記事がありますので、よかったら下記の記事も参考にしてみてください。
それでは、今回の話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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僕は大学2年の秋頃から
本気で英語を勉強し、
1年でTOEICスコアを420点から955点に
伸ばすことができました。
とはいえ、特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもないです。
もともとは勉強が嫌いで、
中学から英語を勉強してきたにもかかわらず、
大学2年までの8年間
何1つ成長しなかったダメ人間でした。
海外旅行では
誰にも喋りかけたりすることもできず、
惨めな日々を過ごしたこともあります。
英語なんて
ただの雑音としか聞き取れませんでした。
しかしそんな僕でも、
本格的に英語と向き合って
少しの間だけ真剣に取り組んだところ、
今でははっきりと
英語が聞こえて理解できるし
外国人と自然な会話が
できるようになりました。
なぜそんな状態から上達できたのか?
というと効率的な勉強法を知ったからです。
だからネイティブを相手にしても
緊張せずに話せるようになりました。
その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも英語スキルを
身につけられると確信しています。
そして、そういう人が少しでも増えれば、
一人一人に活気が溢れて
たくさん人がトラやヒョウのように
世界を飛び回り、
世の中の価値やサービスが進化して、
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僕がどのように英語学習に取り組み、
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学術観点から考察して解説していますので
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もし興味があればぜひ読んでみてください。
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