こんばんは、タカツです。
今回は独学で英語を学ぶ時に、何から手をつけていくべきかについて解説していこうと思います。
早速ですが、あなたは英語を勉強しようと思った時に始めに何から勉強しますか?
おそらく多くの人は
・英文法
・英単語
のどちらかを始めてしまうんじゃないかと思います。
実際僕も始めは英単語を優先して勉強してた時期がありました。
結果どうなったかというと、ある程度の英単語の知識は身についたんですが、
リーディングやリスニングの能力はほとんど身につきませんでした。
もちろん語彙力はある程度あるからそれなりの英文は読みこなすことができます。
ですが、アメリカ人のようなネイティブ圏の人たちのようにスラスラと読みこなすことはできませんでした。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
今回はネイティブのような英語脳を身につけるために、初心者がまず始めにやるべき勉強法をご紹介いたします。
目次
いきなり英単語、英文法から勉強を始めるのは間違っている
ではまず前提知識として、なぜ僕たちは始めに英単語・英文法を学んではいけないかについて解説していきます。
これは非常に単純で、
『日本語暗記になってしまう』
からです。
例えば、
complainという単語がありますが、これを日本語に訳すと「苦情を言う」のようになりますよね。
ですが、complainを「苦情を言う」のように覚えると、文中でcomplainというワードが出てきた瞬間、
「苦情を言う」
と翻訳する1ステップが入ってしまいます。
これが速読力を大きく激減させている要因の1つです。
全ての英単語を日本語で覚えると、頭の中で日本語がよぎってしまうことになるんです。
しかし、ネイティブの人たちはcomplainというワードは単に”complain”という認識でしかません。
だから、「苦情を言う」なんてことは思っていないわけで、complainという状況を頭に思い浮かべ、1ステップ遅れることなくスラスラ英文を読みこなすことができます。
これに関しては、少し理解するのが難しいです。
「complainという状況を頭に思い浮かべる」=「苦情を言うを思い浮かべる」
ではないんです。
つまり、日本語と英語では同じような単語でも意味の幅に差があるのです。
詳しくは以下の記事で解説しておりますので、よかったら参考にしてみてください。
英語を英語で考える訓練をしなければ本物の英語力は身につかない
もちろんこれは英単語だけに限らず、英文法でも同様のことが言えます。
英文法の知識を日本語で理解している時点で、ネイティブとは違った考えを持ってしまうことになるのです。
つまり、ここで分かることは
『英語は英語だけで考える訓練をしないとネイティブの思考回路から離れてしまう』
ということ。
英語を日本語で勉強すればするほど、英語がペラペラになるよれる可能性はどんどん下がっていきます。
だから普段から英語というのは、英語だけで訓練する必要があるわけです。
では具体的にどうやって英語だけで訓練すれば良いのか?
という話になってくるわけですが、これに関しては後で話していきます。
ネイティブの思考回路を手に入れるためにはリズム感が重要
ただ、1つだけネイティブのような英語脳を手に入れるために絶対に知っておかなければいけないことがあります。
それが何かというと、
『リズム』
です。
リズムに関しては、日本語を使って解説すると分かりやすいですね。
例えば、以下の文章を見てください。
『僕は加湿器を使うようになってから、風邪を引く確率がすごく下がりました。』
この文を、次のように変更してみます。
『僕は、加湿器を、使うようになってから、風邪を引く、確率が、すごく、下がりました。』
単に読点を入れただけですが、一気に読みにくくなったと思います。
つまり、
ある程度のリズムを知っておかないと、速読とかリスニングの能力を伸ばすのは結構難しいのです。
英文を読む時にイントネーションや強弱まで頭の中で再現できなければ、スラスラと英文を理解することすら難しいでしょう。
しかし、リズムというのは意外に簡単に身につけられます。
英単語とは英文法のように膨大な知識を必要とするわけではないのです。
初心者ほどリズムとか音の勉強から始めてみるべきです。
結局何から始めれば良いか?
では結局、何から英語の勉強を始めていけば良いのかということなのですが、
僕は
『発音』
の勉強を勧めています。
英語のリズムというのは発音の知識があって初めて理解できるものです。
発音というのは『英語の音』な訳で、
英語の音の知識を知らないまま英語のリズムを理解するのは、逆に非効率だと思います。
というのも、『発音』という細部の部分を知らないと、音声変化などの理解もできなくなってしまうので、音と音のつながりが分からなくなってしまうからです。
音のつながりが分からなくなると必然的にリズムの理解も難しくなるので、『発音』→『リズム』の流れで勉強するのが得策だと思います。
そして、発音を学べば学ぶほど普段聞き取れなかった英語の音が聞き取れるようになってくるので、自然とリスニングの能力も上がっていきます。
だからまずは何よりも『発音』の学習から始めてみてください。
1番のスタートは『発音記号』の暗記から
ただ、発音の学習から始めると言っても色々選択肢があると思います。
・英単語の発音から覚えるべきか?
・いきなりセンテンスで発音を覚えていくべきか?
などなど、人それぞれ勉強の仕方が変わってきますが、僕は
『発音記号』
を理解するところから勉強を始めるべきだと思っています。
たまに、
『カタカナ発音』を謳った発音教材が巷に溢れていますが、『カタカナ発音』というのは日本語を使った発音なのでよくないです。
日本語を使う時点で英語の音とはズレてしまうことになりますので、絶対にカタカナ発音は使用しないでください。
理想はアメリカ英語の発音記号が載っている教材を活用することですね。
ちなみに僕がオススメしているのはUDA式です。
UDA式を使えば覚えるべき発音記号は一通りマスターできますので、ぜひ一度使ってみてください。
初心者はまずこれらの教材を使って一度発音を1つずつ身につけていくことが英語力アップの第一歩だと思っています。
発音を身につけ、英語のリズムをマスターし、ネイティブのような理想的な英語脳を身につけて言ってください。
また、『英語脳の身につけ方』など、もっと詳しい勉強法を知りたい方はメルマガの方で解説していますので、そちらもぜひ参考にして頂けたらと思います。
独学でネイティブのような英語脳を身につける勉強法をPDF形式で配布しています。
参考程度に読んでみてください。
それでは今回の話は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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僕は大学2年の秋頃から
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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