使役動詞let/make/haveの違いと使い分け。攻略の鍵は強制力の強さの理解

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こんにちは、ひたすらブログで英文法の解説をしているhideです。

 

10月を超えたあたりから一気に気温が冷え込んで、急激な気温の変化に風邪を引いてしまいました、、。

 

なので今日は熱さまシートとマスクをしながら英文法について書いていきたいと思います。

 

前回は分詞の章のSVOC構文についてお話ししました。

 

→SVOC構文についてよくわからないという方はこちらの記事へ

 

そこで今回は、SVOC構文とも関連のある使役動詞(let/make/have)について詳しく解説していこうと思います。

 

使役動詞”let/make/have”の意味は一見どれも似ていますが、使い方のニュアンスはそれぞれ全く違いますので、

 

この3つの使役動詞の違いを中心に一緒に勉強していきましょう。

 

使役動詞let/make/haveの違いを見分けるポイント

 

まず、使役動詞の基本的な復習から説明していきましょう。

 

SVOC構文に使役動詞を用いる場合、OとCの関係が「OがCする」という訳の時は、

 

不定詞Cにtoをつけないという原則がありました。

 

この時、不定詞Cにtoをつけない形のことを原形不定詞と言い、一般のSVOC構文と、使役動詞を用いた場合のSVOC構文との決定的な違いはここにあります。

 

あとは、使役動詞だろうと何だろうと、

 

「OがCしている」の関係の時は現在分詞”…ing”を使い、

 

「OがCされる」の関係なら過去分詞”p.p.”を用いるという本来のSVOC構文のルールに従います。

 

それでは、上記の前提を踏まえて使役動詞”let/make/have”の違いについて迫っていきましょう。

 

“let”→『許可』

 

“let”は『許可』を表す使役動詞で、強制力の強さは”make”や”have”と比較すると一番小さいです。

 

「〇〇したいのなら、させてあげます。」

「あなたが望むなら、反対せずに、あなたの言う通りにさせてあげます。」

 

と言うように、強制力の薄い優しい感じのニュアンスになります。

 

My Father let me drive.
(私の父が私に運転をさせてくれた。)

 

上の例文を見てみましょう。

 

これは、“let”が使役動詞“me”が目的語O“drive”が補語C(原形不定詞として働き、

 

父が私に「運転したいのなら、もちろん運転させてあげます」と、優しく許可を取っている場面を想像してもらえれば分かりやすいです。

 

“make”→『強制』

 

“make”は『強制』を表す使役動詞です。

 

これはたとえあなたがそれをやりたくなくても、「強制的に、無理矢理させる」といったニュアンスを持ちますので、

 

“let/make/have”の中では一番強制力が強い部類に入ります。

 

上司に無理矢理残業を押し付けられたり、注射嫌いな子供に父親が無理矢理注射させに病院に連れ込むシーンなどで用いられます。

 

Our boss made us work till late last night.
(私たちの上司は、昨晩、私たちに遅くまで仕事をさせた。)

 

上の例文を見てみますと、こちらは“make”が使役動詞“us”が目的語O“work”が補語C(原形不定詞)として働き、

 

上司が私たちに「夜遅くまで無理矢理仕事させる」という場面だから、強制力の一番強い”make”を使役動詞として用いていることがわかります。

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“have”→『”let”と”make”の中間』

 

使役動詞”have”はある程度の強制力を持ちますが、“make”と比較すると、強制力は弱めです。

 

逆に、letと比較するとその強制力はかなり強く、これを大小関係で比較すると、

 

let<<have<make

 

というような関係になります。

 

つまり、”let”と”make”の中間的な役割を果たす動詞で、

 

「医者に診察させる」

「看護師に看護させる」

「弁護士に弁護させる」

 

などに”have”が使われたりします。

 

例えばもし、医者に診察を受けてもらうときに、あなたが医者に向かって”make”を使ってしまうと、

 

「何があっても嫌でも診察しろ!」という脅迫的なニュアンスになってしまい、

 

逆に”let”を使ってしまえば、「先生、あなたが望むなら診察させてあげる」といった気味の悪い表現になってしまいます。

 

ですのでこのような場面には原則的に”have”が用いられます。

 

She had her hat blown off by the wind.

(彼女は風で帽子を吹き飛ばされた。)

 

上の例文では、“had”が使役動詞“her”が目的語O“blown off”が補語C(過去分詞)として働いており、

 

これは、何が何でも無理矢理帽子が吹き飛ばされるわけじゃなく、

 

逆に「吹き飛ばしたいと望むなら、吹き飛ばされてあげる」と許可してるわけでもなく、

 

半強制的「帽子が吹き飛ばされた」わけだから、”let”と”make”の中間である”have”を用いているのです。

 

使役動詞を用いたSVOC構文の復習

 

一通り、使役動詞についての説明を終えたところで、復習として1つ問題に取り組んでみましょう。

 

問題

 

She couldn’t make herself (  )in Spanish.

 

選択肢:

①understand

②understood

③understanding

④to understand

 

解説

 

前回の記事を読み返してみればすぐにお分かりになると思いますが、SVOC構文の問題の解き方はまず、OとCの関係に注目することが大事です。

 

ここでは、動詞”make”は使役動詞ですので

 

⑴「自分が理解する」なら

→Cは原形不定詞“understand”

 

⑵「自分が理解している」なら

→Cは現在分詞“understanding”

 

⑶「自分が理解される」なら

→Cは過去分詞“understood”

 

となり、この時点で④の選択肢はなくなります。

 

なので、①〜③のどれかが答えになるのですが、

 

この問題文では「スペイン語で周囲の人に理解される」という受身の関係を表しているので答えは“understood”が正解です。

 

「スペイン語が通じた」などのように意訳をするとかえって間違いやすくなりますので、

 

SVOC構文の問題はあくまで直訳で解いていくのがいいでしょう。

 

そして、ここでの”make”は強制を表す使役動詞ですので、

 

「どうやっても、どんな手段を使ってもスペイン語を周囲に理解させることはできなかった」と悔やんでいる場面を表現しています。

 

答え

 

訳:「彼女はスペイン語で自分を理解してもらえなかった。」

 

まとめ

 

以上が使役動詞”let/make/have”の違いと使い分けの仕方の説明でした。

 

この3つの単語を使い分ける最大のポイントは『強制力の強さ』を理解することですので、問題をときながら徐々に慣れていってくださいね。

 

それでは今回のお話は以上です!

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