動名詞の意味上の主語、否定形notの位置はどこか?例文と一緒に解説!

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動名詞でやや複雑な問題が出ると言ったら、不定詞・動名詞を選択させる問題か、意味上の主語の問題なのではないでしょうか?

 

今回は、そのうちの1つの『動名詞の意味上の主語』について、徹底的に語り尽くしていこうと思います。

 

初めての方は「意味上の主語って何?」って思うかもしれませんが、意味上の主語はとても大事です。

 

意味上の主語を知っておかないと、あなたが英文を読んでいるときに前置詞の後に所有格や目的格が来たら、その途端大パニックになってしまい兼ねません。

 

この記事で学んで一気に得意分野にしちゃいましょう!

 

動名詞の意味上の主語とは?

 

意味上の主語とは、動名詞の直前にある名詞や代名詞のことを言っており、

 

動名詞の直前に名詞または代名詞の所有格や目的格が入ると、その名詞、代名詞は主語の働きを機能させます。

 

前回、不定詞の章でも意味上の主語について説明しましたが、考え方は基本的に動名詞と同じです。

 

→不定詞の意味上の主語についての話はこちらの記事で説明しています。

 

例えば、

 

our (またはus)speaking  French

 

という文は、

 

ourが所有格(もしくは、usが目的格)となっており、speakingが動名詞の働きをしていますね。

 

このとき、“our(もしくはus)”が意味上の主語として働き、

 

このour(もしくはus)を主語的に訳せば、「私たちが」という意味になります。

 

そしてその主語が後の“speaking  French”にかかって、

 

「私たちがフランス語を話すこと」という訳になるのです。

 

このとき、『私たちが』の部分が主語で、『フランス語を話すこと』の部分が述語になっているのがポイントで、

 

意味上の主語(所有格または目的格)と動名詞の間には『主語→述語』の関係があるということがわかります。

 

この関係は非常に大切で、知っておかないと致命的なミスを犯し兼ねません。絶対に押さえておきましょう!

 

意味上の主語の位置は必ず動名詞の後ろ

 

と、いうわけで、動名詞の意味上の主語についての基本的な解説をした後にいきなり問題に取り組ませると、

 

約半分の学生さんは間違ってしいまうという事態が発生するので、ここでさらに強調しておきます。

 

例えば、①〜④の中から選ぶ選択問題で、

 

We are sure of (  ).

「私たちは彼らが処罰されることを確信している」

 

選択肢:

①their being punished

②being their punished

 

という問題があったとしましょう。

 

この問題文では、まず“are sure of …「…を確信している」”という群動詞があって、

 

この群動詞に含まれている前置詞ofの影響で、後ろが動名詞”being punished”になります。

 

ここで出題者が聞いているのは、「意味上の主語の位置」です。

 

ここでなぜか②を選択する学生さんがいるんですよね。

 

しかし、②は絶対にありえなくて答えは100%①です。

 

“being punished”が1つの動名詞として働いているので、”being”と”punished”を切り離して意味上の主語を挿入することは絶対にできません。

 

ですので、所有格theirの位置は”being punished”の前につき、

 

“their being punished”で「彼らが処罰されること」という意味になります。

 

またこのとき、

 

their「彼らが」→主語

being punished「処罰されること」述語

 

となって『主語→述語』の関係が成り立っていることもしっかりと確認しておきましょう。

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他動詞の場合の意味上の主語の位置

 

次に、動名詞の意味上の主語の前の動詞が他動詞だった場合について、例文を交えながら説明していきます。

 

Would you mind  our smoking here.

「私たちがここでタバコを吸うのは嫌ですか?」

 

まず、上の例文で動詞mind「…を嫌と思う」に注目してみましょう。

 

この動詞は他動詞として機能するので、mindの後ろにofやbyなどの前置詞が来ないのが特徴です。

 

なので、この場合、

 

mind smoking「タバコを吸うことを嫌と思う」

 

という部分のどこかに、所有格”our”を設置することになります。

 

もちろんこの場合は動名詞smokingの前に所有格ourを挿入して

 

mind our smoking「私たちがタバコを吸うことを嫌と思う」

 

とすればOKなので、群動詞や自動詞と比べると単純でわかりやすいはずです。

 

意味上の主語がある場合の動名詞の否定形の位置

 

意味上の主語についての知識がある程度深まったところで、今度は意味上の主語が混ざった動名詞の否定形について話していこうと思います。

 

先ほどのように、また選択問題を使って考えていきましょう。

 

Alice was annoyed by (  )her the truth.

「あなたが真実を言わなかったことにより、アリスは苛立っていた」

 

選択肢:

①your not having told

②not your having told

③you not to tell

 

まず、“was annoyed by「…によって苛立っている」”の後ろに(  )が来てるので、

 

「前置詞byに続くから(  )の中は動名詞なんだな。」と推測が立ちます。

 

ですので、選択肢の③は除外。

 

残り①と②に絞って考えていきましょう。

 

次に、選択肢の“having told”に注目です。

 

これは、完了形の動名詞になっていて、”having told”は「言ったこと」という完了形の意味になります。

 

これを完了動名詞と言い、完了動名詞”having told”は、主節の “was annoyed “よりも時間的に前であることを示しています。

 

選択肢①、②のどちらにも完了動名詞が付いているので、問題は”having told”の前は『your not 』なのか『not your』なのかということですね。

 

ここで、『動名詞に否定語をつけるには、動名詞の直前に置く』というルールが登場してきます。(これは定義のようなものです。)

 

なので、このルールに則って選択肢を見てやると、答えは①your not having toldだということがわかりますね。

 

ここでの出題者の意図は、『動名詞に否定語をつけるには、動名詞の直前に置く』というルールを知っているかどうかというところで、

 

これは一見難しそうに見えて実はただの知識問題なのです。

 

英語は論理的に考えると逆に難しくなるので、覚えるべきルールはしっかりと覚えるようにしておきましょう。

 

ちなみに、“not having told”「言わなかったこと」という意味になります。

 

まとめ

 

今回は、動名詞の意味上の主語の位置否定形notの位置を中心に解説致しました。

 

『意味上の主語』と言われると少し難しく感じるかもしれませんが、この記事を読んでいただければわかる通り、動名詞の意味上の主語は所詮知識問題です。

 

しかし逆に知っているか知らないかで差が生まれる問題でもあるので、この記事は何度も何度も熟読して、徹底的に頭に入れておいてください!

 

それでは、今日の話は以上です!

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