こんにちはタカツです。
今日は『不定詞vs動名詞』
の第3弾目の記事で、この記事では
・目的語が動名詞になったり
不定詞になったりする
動詞の区別ができない!
・オススメの解き方を教えて欲しい!
という部分について
解説していこうと思ってます。
僕はというと、
今回は覚える量が少ないので
とにかくさっさと覚えよう!
って思ってます。
なので、
・動名詞のみを目的語にとる動詞
・不定詞のみを目的語にとる動詞
の区別は
ある程度理解しているのに、
両方とも目的語になりうる動詞を
どう区別したらいいのか分からない
という方は、とりあえず
この記事を最後まで
読んでいただけたらと思います。
目次
動名詞と不定詞の両方を目的語にとる動詞一覧
まず、動名詞と不定詞の両方を
目的語にとる動詞には
どのようなものがあるのかを
整理してみると以下のようになります。
【1】remember
→remember …ing「…したことを覚えている」
→remember to…「忘れずに…する」
【2】forget
→forget…ing「…したことを忘れる」
→forget to…「…しなければならないのを忘れる」
【3】regret
→regret…ing「…したことを後悔する」
→regret to…「残念ながら…しなければならない」
【4】try
→try…ing「試しに…してみる」
→try to…「…しようと努力する」
この4つの動詞は入試問題では
頻出ですのでしっかり
おさえるようにしておくべきです。
動名詞と不定詞の区別の仕方は
この後に説明しますが、
最終的には記憶して瞬間的に
解けるようになっていただけたら
いいなと思います。
単語や熟語の覚え方に関しては、
以下の記事で紹介してます。
よければ参考にしてみてください。
問題が出た時の対処法・具体的な区別の仕方
大学入試過去問などを見てみると、
・目的語を動名詞にするか、
不定詞にするかを選択させる問題
・動名詞・不定詞を使った和訳問題
などが最近よく出題されています。
動名詞も不定詞も
どちらも目的語をとる動詞は、
見た目は区別が難しくて厄介ですが、
動名詞、不定詞の
どちらがつくかによって
大きく意味が違ってきます。
なので、
to不定詞と動名詞の違いだけで
元々の動詞に根付く役割
というものが変わってくるんですね。
つまり今回、
目的語を動名詞か不定詞か
を区別をするためのポイントは、
動名詞、不定詞の独自の性質を理解する
ことです。
この性質を理解しておけば、
ある程度の見分けが
つくようになります。
さらに、
読解などで文脈の前後関係の
時間軸を容易に把握できる
というメリットもあるので
この性質を理解しておくことは
必須事項です。
実はこの話は以前の記事
(さっきの第一弾目の記事)
でも紹介しています。
「まだ読んでないよ…」という方は
一度読んでみると
非常に参考になるはずです。
上の記事でも紹介してますが、
動名詞・不定詞には
以下のような独自の性質を持っています。
動名詞:『過去志向』=「もうしたこと」
不定詞:『未来志向』=「これからすること」
もしかしたら
「こんな性質があるのか!?」
と思ったかもしれませんが、
これは英語の定義のようなものです。
英語の定義なので、
「動名詞には過去志向の話がきて、
不定詞には未来志向の話がくる」
ということを
頭に入れておくだけでいいわけで、
この原理・原則を理解しさえすれば、
動名詞・不定詞の両方を
目的語にとる動詞の問題は
かなり柔軟に対処できるようになります。
是非とも理解しておきましょう。
本日の演習問題
それでは今言った話を元にして
軽く練習問題に挑戦してみましょう。
各文の( )内に当てはまるものを
以下の選択肢から選べ
英文:Don’t forget( )your baggage when you leave.
選択肢:
①bringing
②taking
③to take
解説:
今回問題となっている英文を見てみると、
( )の直前がforget
になっています。
“forget”は、
動名詞と不定詞の両方を目的語にとる動詞
なので、先ほど言ったように
動名詞と不定詞の独自の性質を活用して
問題を解いていくことになります。
この場合Don’t forget…が
「…することを忘れるな」
と言う意味を表していて、
「…すること」は
『未来に行われるべき
であろうことを実行する』
ということを
示唆しているはずですよね。
ですので当然、
未来志向のto不定詞である
③が答えになります。
解答:③
訳:帰るときは荷物を
持っていくことを
忘れないでください。
各文の( )内に当てはまるものを
以下の選択肢から選べ
英文:He ( )borrowing the DVD from her.
選択肢:
①regretted
②refused
③asked
④demanded
解説:
こちらの問題では、
問題となっている英文を見てみると
( )の直後がing形(つまり動名詞)
になっていることが分かります。
ですので、( )の中には
過去志向の動詞
が入ることになります。
ここで、
それぞれの選択肢を見てみると、
regret「…することを拒絶する」
→未来志向
ask「…するように頼む」「…することを求める」
→未来志向
demand「…することを要求する」
→未来志向
全て未来志向ですので、
これらの動詞は
全部to不定詞を目的語にとる
というのがわかりますね。
なので、
②〜④の選択肢は全て×です。
→…したことを拒絶する
→…したように頼む
→…したことを要求する
にすると、すごく意味が読み取りづらいのが分かる。
残った選択肢①の“regret”は
動名詞と不定詞の両方を
目的語にとる動詞
で、目的語が動名詞の場合でも
使えるから①が正解です。
解答:①
訳:彼は彼女からDVDを借りたことを後悔した。
まとめ
以上、動名詞と不定詞の両方を
目的語に取る動詞の話でした。
ここで話したポイントは、
動名詞が『過去志向』
不定詞が『未来志向』
を表すということを
しっかりと理解してた上で、
最終的には意味の違いを
しっかりと覚えておく
といったところです。
(意味をしっかり覚えておけば
うっかり間違えてしまう
なんてことはないでしょう)
英文法は他の科目と
比べるとかなり覚えることがありますが、
しっかりと語源や性質を
理解してるだけでも記憶する量は
かなり消費されますから、
不定詞・動名詞の違いを理解
↓
単語をしっかり覚える
という流れが一番効率的でしょう。
このやり方で、
どんどん不定詞・動名詞が
得意になっていただければ幸いです。
今日のテーマは
不定詞・動名詞が中心となりましたが、
他にもいろいろ記事で紹介していますので
関連する重要記事を載せておきます。
こちらも是非参考にしてみてください!
それでは最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
関連記事:英語力アップにつながるアイテム・教材はこちら!
・語学アイテム
→周囲の雑音を消去してくれるノイキャン付きイヤホン、ヘッドホン
160ページ分の電子書籍を今だけ無料配布中
僕は大学2年の秋頃から
本気で英語を勉強し、
1年でTOEICスコアを420点から955点に
伸ばすことができました。
とはいえ、特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもないです。
もともとは勉強が嫌いで、
中学から英語を勉強してきたにもかかわらず、
大学2年までの8年間
何1つ成長しなかったダメ人間でした。
海外旅行では
誰にも喋りかけたりすることもできず、
惨めな日々を過ごしたこともあります。
英語なんて
ただの雑音としか聞き取れませんでした。
しかしそんな僕でも、
本格的に英語と向き合って
少しの間だけ真剣に取り組んだところ、
今でははっきりと
英語が聞こえて理解できるし
外国人と自然な会話が
できるようになりました。
なぜそんな状態から上達できたのか?
というと効率的な勉強法を知ったからです。
だからネイティブを相手にしても
緊張せずに話せるようになりました。
その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも英語スキルを
身につけられると確信しています。
そして、そういう人が少しでも増えれば、
一人一人に活気が溢れて
たくさん人がトラやヒョウのように
世界を飛び回り、
世の中の価値やサービスが進化して、
世界はもっと良くなると本気で思っています。
そういった理念から、
僕がどのように英語学習に取り組み、
ゼロから今の英語力を築いていったのか、
その方法論を1つの書籍にまとめてみました。
科学的根拠のある
学術観点から考察して解説していますので
誰にでも当てはまる
普遍的な内容だと思います。
もし興味があればぜひ読んでみてください。
メールアドレスを入力すれば受け取れます。
※メルマガの解除はいつでも出来ます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
もしこの記事が役に立ったと思われたら、
SNS等でシェアしていただけると嬉しいです。
(すぐ下のボタンからシェアできます)