タカツです。
今回は初心者でも頑張れば、たったの1ヶ月を伸ばす確実な英語勉強法についてご紹介しようと思います。
この話を聞いて、
「たった1ヶ月なんて無理だろ」
「そんなうまい話なんてない」
と思った人もいるかもしれません。
確かに周りの人がやっている『普通』の勉強法では、無理だと思います。
ですが、正しい順番で英語を勉強すれば、実はあっさりと英語の実力を伸ばすことも可能なのです。
もちろん努力は必要です。
1ヶ月でそれなりの成果を出すためには、ある程度の時間的な犠牲も覚悟しなければいけません。
1ヶ月の短期間で、1日たった30分の勉強で、英語力がみるみる上昇するなんてうまい話はこの世に存在しないと思っています。
なので、今回紹介する勉強法は
『1日最低5時間勉強できる』
というのが前提で解説しています。
目次
1ヶ月で英語力を伸ばしたいのであれば1つの分野に絞るべき理由
この記事を読んでいるという人は、色々ネットで検索してきてここにたどり着いたのだと思います。
そして当然、他の似たような記事にも目を通してきたはずです。
僕もこの記事を書く時にリサーチとして他のいろんな記事を見て回っていました。
・1ヶ月で英文法を攻略する方法
・1ヶ月でセンター英語で8割突破する方法
・1ヶ月でTOEIC800点突破する方法
などなど、色々と見てきましたが、僕の意見を言わせてもらうと
「1ヶ月で無理に決まっているだろ」
というのが結論です。
もちろん、元から英語力を蓄えている人なら1ヶ月程度で一気に成績が伸びたりします。
しかし、元から英語力を持っていなかったり、偏差値が平均よりも下回っていたりする人が1ヶ月で英語スキルを身につけるようなことは、ほぼ無理なのです。
なぜなら1ヶ月程度の勉強量だと、まだまだ勉強量が足りないからです。
なので、初学者のうちから効率的に英語力を伸ばして行きたいという方は、もっと戦略的な勉強法で対策に臨んでいかなければいけません。
具体的にどういった対策をすべきかというと、
『英語をもっと細分化して小さな分野に絞る』
ということです。
例えば、英語を細分化すると
・リーディング
・リスニング
・ライティング
・スピーキング
という4技能にわけることができます。
しかし、これだけだとまだ漠然としていますのでさらに細分化してみましょう。
そうすると、
・リーディング
→英文法
→英単語
→速読
→リテンション・・・
・リスニング
→発音
→リンキング、リエゾン
→リテンション・・・
・ライティング
→発信力
→知識
→文章構成力
→パラグラフ・ライティング・・・
・スピーキング
→発信力
→知識
→コミュニケーション力
→発想力・・・
といったような具合でさらに細分化することができました。
このように、細分化したものの中から1つだけに絞って勉強時間を投下することで、その分野の知識は深く身につきますし、英語力を伸ばせられる確実性が高まります。
ただし、細分化したとしてもボリュームの大きい分野はあります。
たとえば、先ほど細分化した例の中から取り上げてみると、
・英文法
や
・英単語
などがそれにあたります。
初心者が文法を勉強しても1日5時間程度じゃなんとかなるものではありませんし、英単語は勉強しようと思えば無限にボリュームが広がります。
特に英単語に関しては大学入試の世界でも2000〜3000個は覚えなければいけないので、1ヶ月では到底難しそうですね。
なので、細分化してもボリュームが多い分野は避けるようにしてください。
僕が推奨している1ヶ月独学勉強法
では、1ヶ月の独学でみるみる成果が出る分野は一体なんなのでしょうか?
僕がオススメしているのは
『発音』
です。
発音が一番初心者でも手っ取り早く勉強できますし、挫折しにくい分野だと思っています。
そして、発音は英文法や英単語と比べて覚える量が圧倒的に少ないです。(50個も行きません)
覚える量が少ない分効率的に発音を吸収することができ、音さえ覚えてしまえばリスニング力も比較的に伸びやすくなります。
なので、発音学習は英語初学者にとっては全然挫折しないので、ある意味で救世主なのです。
そして発音を極めてしまうと、以下のような効果効能が生まれます。
①英語独特の発音記号を覚える
↓
②英語の微妙な音の変化が認識できるようになる
↓
③英語独特の音声変化(リエゾン・リテンションなど)が理解できるようになる
↓
④単語と単語のつながりの音が認識できるようになって、リスニング力が爆発的に伸びる
↓
⑤英語の音が理解できているから、リーディングをしている最中にも日本語訛りの音ではなくて正しい英語の音をしっかり頭の中で介在させながら読むことができる
↓
⑥リーディングをしているだけでもリスニング練習になるからもっとリスニング力が伸びる
どうですか?
もしかしたら最初は「発音」と聞いて舐めていたかもしれませんが、上記のような効果効能を読んでいただくと、発音の重要性が理解いただけると思います。
そして、もう一度言いますが、
発音は覚える量が”非常に”少ないです。
だから、短期間の独学で1番成果の出しやすい分野だと思っています。
一度発音を覚えてしまえばあとはその発音を頼りにリスニング練習をするだけなので、リスニング上達もすぐ目の前でしょう。
1日5時間×1ヶ月で150時間も勉強できる
もちろんこう言うと、
「音を理解したところで、英語の意味を知らなければリスニングなんてできないだろ」
と思う人もいると思います。
ですが、よく考えてみてください。
リスニングには以下の2つに細分化されると思っているのですが、あなたはどう思いますか?
・リスニング
→①正しい英語を聞き取る
→②聞き取った英語を理解する
おそらくこの2つに分解されることは、納得していただけると思います。
そもそも英語って正確に聞き取らなければ、聞き取った英単語を理解するどころじゃないですよね?
どれだけ英単語の知識を持っていても、正確な音声を聞き取って
「あ、今この英単語が言われたんだな」
と気付かなければ、手も足も出すことができません。
ですので、まずは『英単語』ではなくて
『発音』の方が
圧倒的に重要なのです。
発音の重要性については、下記の記事で詳しく解説されているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
発音は英単語と違って覚える量が少ないので、努力をすればする分、目に見えて実力も伸びてきます。
1日5時間勉強すれば、1ヶ月で150時間も勉強できます。
150時間発音学習に投下して、50個程度の発音をお覚えるなんて楽勝ですよね。
これくらい勉強できれば50個の発音を覚えられるどころか、
・発音と発音のつながりの音声
・音声変化
・発音のルール
を肉体感覚で身につけることができます。
そこまでくればリスニング力上達ももう目の前です。
これほど効率的に英語力を伸ばせられる手段なんてないですよ。
だから僕は
「初学者ほど発音を勉強しよう」
と訴えかけています。
詳しい勉強方法に関しては以下の記事が参考になるかと思いますので、
「発音勉強してみようかな」
と思った人は1度目を通してみてください。
まとめ:独学で成長したければ成果の出やすいものから手をつけよう
それでは今回のまとめですが、独学で英語力を成長させたい人はまずは成果の出やすいものから取り組んでみるといいと思います。
その中でも僕がお勧めしているのは、『発音学習』ですね。
発音に特化した教材は巷で色々と売られていますので、それらを活用してみてください。
ただし、カタカナ発音には注意ですね。
カタカナ発音だと日本語の言葉を使っているものになりますので。
どうしても英語そのものの発音ではなくなってしまいます。
本格的に英語力を伸ばしたいのであれば、例外を除いてカタカナ発音は絶対に避けるようにしてください。
それでは今回の話は以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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