タカツです。
金のフレーズをやってみました。
金のフレーズといえばTOEIC対策の英単語帳で有名ですが、僕は金のフレーズよりもターゲット1900やDUO単をやっていた人間なので、正直どんな単語帳なのか分かっていませんでした。
ここのところ、ターゲット1900やDUO単に書かれている単語については完璧に覚えた自信があったので、
「金のフレーズで知らない単語を補充するか」
と思って金のフレーズをやってみたんですが、
以外に知らない単語が多くてビビりました。
正直ターゲット1900で
「もう単語帳は卒業かな?」っていう感じはしてたんですが、
違う単語帳を見てみると、あんなにも知らない単語があるなんて驚きを隠せませんでしたね。
まあターゲットと金のフレーズの違いはさておき、金のフレーズで自分が
と共感できた部分があったので、周りの口コミも含めて紹介します。
目次
良かった点①:フレーズのコンパクト性
1つ目は、
『シンプルでフレーズが短い分、コンパクトに覚えられて勉強しやすい』
という点です。
僕は1つのことに集中して何かを覚えるというのが苦手な方だったのですが、金のフレーズはかなりシンプルな構成になっているので、僕みたいな飽き性でも挫折しないでスムーズに英単語を覚えられています。
誰でも挫折しにくい英単語帳だと実感しているので、途中で新しい英単語帳を買い漁ったりする事もなくなり、無駄なお金を浪費せずに済むはずです。
良かった点②:記憶に定着しやすい仕組み
そして重要なのがこれですね。
なぜ僕がこの単語帳に共感できたのかというと、これがあったからです↓
・出だしのスペルだけが残されていて、思い出せる仕組みができている
要するに、各フレーズごとに覚えるべき単語が空欄になっているのですが、
最初のスペル1文字だけが残っている
という点です。
実はこれが非常に記憶に定着しやすい『仕組み』を作っています。
人間の記憶力は、記憶を何度も想起させる事で伸びていくことが分かっていて、記憶を想起させることを繰り返していかないと、覚えたい情報を短期記憶から長期記憶に移行させることはできません。
つまり、何度も単語を思い出していく事で英単語が身についていくようになります。
なので、おそらくですが、思い出す回数を増やすために単語のスペルを1つだけ残して思い出しやすくしているのではないか?、と思うのです。
良かった点③:英語音声が2回連続で再生される
最後の3つ目は、金のフレーズには音声が付いていて(無料でダウンロードできます)、音声の構成が下記の順番で再生されます。
『見出し語』
→『日本語』
→『英語フレーズ』
→『英語フレーズ』
このような順番で、英語フレーズは2回連続で繰り返して再生されます。
なので、一度聞き逃しがあったとしても、もう一度集中して聞き取れるチャンスがあります。
聞き逃したところは2回目の音声ですぐに確認できるので、その分記憶にも残りやすくなりますし間違った発音を効率的に訂正できるのです。
そして、音声が使えればイヤホンやヘッドホンをつけながら移動中に聞く事もできますので、無駄な時間を費やさずに効率的に英単語を覚えられるようになります。
みんなの口コミ・評価
では、他の人たちの評価や口コミはどんな感じなのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
【良かった口コミ・評価】
・口コミ①
評判が良いので金・銀とも買いました。しかし銀はいらなかったかも知れません。
出版元が太っ腹で音声ファイルは誰でも無料で手に入ります。
まずは音声ファイルを聴いてみて金だけを買うか銀も買うか考えてみて良いと思います。
筆者は音声ファイル7あたり(730点の途中あたり)から「あー何だっけ?」という単語が増えてきました。
それでも読書感覚で読み飛ばしていたのですが860点あたりから真剣に覚えないと。
でもテスト本番まで時間がないというジレンマに陥りました。そこで発想を転換して後ろから勉強することにしました。
990点レベルだと分からなくて当たり前の単語ばかり。しかし学生時代を思い出し1語ずつ電子辞書でアクセントを確かめながら記憶しています。
どうしても覚えられない単語は遠回りでも語源や類語・派生語を調べながらの勉強が記憶に定着しやすいようです。
この本の難点はせっかく発音記号を載せているのに文字が小さく赤い色の印刷も読みにくいこと
これは判型が小さいことも影響していると思います。
いずれスピーキング・ライティングのテストを受験される方は面倒くさくても電子辞書で発音記号と発音を確認されると良いと思います。
・口コミ②
著者の80回を超える受験経験を元に作成されたTEXファイル。
このTEXファイルによって確実に本番で出てくる形で覚えることができる英単語帳です。
ランニングマンしながら音源を1時間ほど聞き、毎日10ページずつ進めていると3ヶ月ほどで450点→700点まで上がりました。
毎日続けることの大切さを身を持って実感できました。
・口コミ③
この単語帳だけ使ってTOEIC本番に挑みました。
使う前はなにも勉強せずに625点でした。
文法やリスニングはなにも対策をせず、この単語帳だけを2ヶ月弱ひたすらやり、850点にまで点数が上がりました。
TOEIC対策で鉄板の単語帳だと思います。
900点も十分に狙えます。
買って損なし
【悪かった口コミ・評価】
・口コミ④
最高の評判だけあってTOEICに相応しい語彙ばかり。でも覚えにくい!
これを克服するためにスマホ版を再購入しました。
風呂でも学習できるから、私は書籍版でなくスマホ版を強く勧めます。内容自体は、他の類似品にはないほどの仕上がりです。
あくまで個人の評価なので、手段として別ルートもあることも比較してから購入するのもありかなと思います。
ちなみにiPhoneだとスマホ版も2種類あります。
・口コミ⑤
人によって見え方がに違いがありますが、薄オレンジ色の上にオレンジ色の文字、私には見えにくくは読むのにすごく時間がかかります。
紙の色も薄ーい赤みがかった黄色で、目がチカチカしてきます。
普通の白黒印刷が欲しいです。
内容を判断する前に、色のせいでほとんど読めませんでした。赤色の文字に弱いタイプの人は、参照の写真をよく見て要検討です。
引用:TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
出典URL:https://amzn.to/2lxTmnl
やはり、僕がおすすめする単語集といっても、それに合う人と合わない人がいました。
なのでもしあなたが金のフレーズで単語を覚えていこうか悩んでいるのであれば、いろんな人の口コミやレビューを見てみるのがいいかなと思います。
金のフレーズの使うときの個人的意見
どんなに良い単語帳を購入しても、覚え方が悪かったら勿体無いですよね。
なので最後に、金のフレーズを使うときに注意してもらいたい個人的意見をいくつか述べておきます。
関連項目のボリュームがすこし多い
金のフレーズに出てくる英単語やフレーズ自体はしっかりまとめられて良いと思ったのですが、関連項目に出てくる類義語やイディオムが多く、それにも目を配ってしまうとかえって覚えにくいと思います。
単語はシンプルに覚えた方が記憶に残りますし、まずは音声にも収録されている重要単語のみを完璧に覚えていくべきです。
関連部分に載っているその他の単語は重要単語を完璧に覚えた後、時間が余ったときに覚えていくのが最も効率的な勉強法でしょう。
具体的な英単語の覚え方に関しては別の記事で話していますので、詳しくは以下の記事を参照にしてみてください。
音声を使って覚える時は移動中がベスト!
次に、英単語を音声を使って覚える時は
『徒歩などの移動中にやる』
というのがベストな選択です。
なぜベストだと断言できるのかというと、
『英語学習は運動中にやることが一番効率よく吸収できることが分かっている』からです。
ウォーキングなどの軽い運動中に何か物事に取り組むと、脳力をアップさせる神経伝達物質が活性化し、
・モチベーションや記憶、学習能力をアップさせるドーパミン
・物事への意欲を促すノルアドレナリン
・感情・精神を安定させるセロトニン
・集中力・忍耐力・思考力・記憶力・想像力などの脳の機能全般を向上させるβエンドルフィン
といった、4つの分泌がたくさん分泌されるようになります。
なので、軽い運動と英語学習というのはかなり相性が良いのです。
ちなみにバスや電車の中でも良くて、バスや電車だと『徒歩』などの軽い運動はできませんが、周りからの視線が客観的に自分を認識する『自己認識力』を強めてくれます。
自己認識力が強くなってくると、自ずと集中力も上がってきます。
それを利用して、あえて周りが見ているところで勉強すれば良いわけですね。
これができれば無駄な隙間時間を徹底的に英語学習に費やせるので、僕も最近は移動中に語学学習をしています。
(というか移動中しかやる時間ない…)
ちなみに、
「移動中に音声を使ってリスニングや英単語の勉強ができるのですか?」
「人や電車の音とかうるさくないですか?」
っていう質問をよくいただくのですが、それは確かにあります。
おそらく地下鉄とか大勢人がいるところではリスニングができないと思いますので、そんな方のために周りの雑音をカットしてくれるオススメのヘッドホン、イヤホンを紹介しておきます。
もし興味があれば上の記事を参考にしてみてください。
以上、最後はちょっと長くなりましたがそんな感じです。
今回紹介した金のフレーズはこちらから見ることができます。
レビューなども検討に入れて、自分似合うと思ったら是非使って見てください!
その他の書評はこちら▼
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
160ページ分の電子書籍を今だけ無料配布中
僕は大学2年の秋頃から
本気で英語を勉強し、
1年でTOEICスコアを420点から955点に
伸ばすことができました。
とはいえ、特別な才能があったわけでも
恵まれた環境で育ったわけでもないです。
もともとは勉強が嫌いで、
中学から英語を勉強してきたにもかかわらず、
大学2年までの8年間
何1つ成長しなかったダメ人間でした。
海外旅行では
誰にも喋りかけたりすることもできず、
惨めな日々を過ごしたこともあります。
英語なんて
ただの雑音としか聞き取れませんでした。
しかしそんな僕でも、
本格的に英語と向き合って
少しの間だけ真剣に取り組んだところ、
今でははっきりと
英語が聞こえて理解できるし
外国人と自然な会話が
できるようになりました。
なぜそんな状態から上達できたのか?
というと効率的な勉強法を知ったからです。
だからネイティブを相手にしても
緊張せずに話せるようになりました。
その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも英語スキルを
身につけられると確信しています。
そして、そういう人が少しでも増えれば、
一人一人に活気が溢れて
たくさん人がトラやヒョウのように
世界を飛び回り、
世の中の価値やサービスが進化して、
世界はもっと良くなると本気で思っています。
そういった理念から、
僕がどのように英語学習に取り組み、
ゼロから今の英語力を築いていったのか、
その方法論を1つの書籍にまとめてみました。
科学的根拠のある
学術観点から考察して解説していますので
誰にでも当てはまる
普遍的な内容だと思います。
もし興味があればぜひ読んでみてください。
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