L / Rを含んだ単語の発音の違い。発音記号より口の形を意識して使い分けよう!

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英語について研究しています。タカツです。

 

この記事では

「LとRの発音って実際どう使い分けるの?」

という人のために、下記3点を中心にまとめました。

 

本記事のポイント

・Lの発音方法

・Rの発音方法

・LとRが混合した単語の発音方法

 

ユーチューブでも分かりやすい解説があるので、その解説を元に喋っていこうと思います。

 

タカツ
動画を見る時間がない方はこの記事をざっと読んでから空いた時間に動画を見ることをオススメします。

 

それでは行きましょう。

LとRの発音の違いと紛らわしい単語たち

まずはこちらの動画から。

 

 

LとRの発音の根本的な違いをざっくりまとめてみると、下記の通りです。

 

Lの発音

→舌を上の歯の後ろに軽く押すようにして発音

(発音するときに「ン」をつけると英語っぽく発音できる)

 

Rの発音

→舌の後ろの方に引いて巻く(歯や上顎に触れない)

(発音するときに小さな「ゥ」をつけて発音すると英語っぽくなる)

 

のような違いがあるんですね。

 

これを元にLとRで意味が変わる英語について、発音を考えてみると次のような変化があります。

 

・riceとliceの発音

(米)
rice → ゥライス

(シラミ)
lice → ンライス

 

・riverとliverの発音

(川)
river → ゥリヴゥア

(肝臓)
liver → ンリヴゥア

 

・rightとlightの発音

(右)
right → ゥライッ

(光)
light → ンライッ

 

・fryとflyの発音

(揚げる)
fry → フゥライ

(飛ぶ)
fly → フンライ

 

・readとleadの発音

(読む)
read → ゥリードゥ

(導く)
lead → ンリードゥ

 

・prayとplayの発音

(祈る)
pray → プゥレイ

(遊ぶ)
play → プンレイ

 

・grassとglassの発音

(草)
grass → グゥレァス

(グラス)
glass → グンレァス

 

・roadとloadの発音

(道)
road → ゥロウドゥ

(積荷)
load → ンロウドゥ

 

・wrongとlongの発音

(誤った)
wrong → ゥラーン

(長い)
long → ンラーン

 

LとRの発音を間違ってしまうと、アメリカ人にとんでもない勘違いを与えてしまいそうですね、、、。

 

文章だけでは発音の変化を理解するのは難しいので、上の動画は絶対に見ておいてください!

 

注意

ただし、カタカナ発音だけではまだまだ訛りのある発音なので、LとRの発音を本格的にマスターしたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

LRの発音はこれで上手に!UDA式LR聞き分けアプリが最強な理由

 

1単語にRとLが複数入っている場合の使い分け

 

では次の動画です。

 

 

ここでは1つの単語にLとRの両方が入っている場合の発音の仕方について学びます。

 

この動画では

girlfriend

という単語を取り扱っていますが、これを「ガールフレンド」とそのまま発音してもアメリカ人は聞き取ってくれません。

 

その理由は以下の2つです。

ガールフレンドが通じない理由

①girlの「ガー」という発音は口を開きすぎて“ir”の発音として認識されない

②アメリカ英語では“l”の発音がほぼ消えている

 

「いや聞いた事ないわ」っていうのがほとんどだと思います。

 

“ir”がついてるんだったらちゃんと発音しろ!って感じですよね。

 

まあでも、こんなことで愚痴を言いながら議論してても埒が明かないので、まずは正しい発音をしっかり学ぶことにしましょう。

 

正しい発音の仕方は次の2点です。

 

girlfriendの正しい発音

①“ir”、“r”は少しだけ口あけて「a;r」を発音したまま舌を巻く
(上あごには触れないようにするのがポイント)

②“l”の発音は舌を上の歯の後ろに軽く押すようにして発音
(個人的には少し触れるぐらいでOK)

 

ポイントはたったの2点ですが、自分で発音してみると思ったより難しいと思いますので、何度も動画を見て何度も発音練習を実践してみてください。

 

動画では、girlfriendの他にgallery, dollarなども紹介されていますが、パターンはgirlfriendの場合と同様です。

 

ar,er,irの発音は口を大きくあげて「ア」と発音するのではなく、口を少し閉じて舌をどこにも触れずに少しだけ巻いて発音するようにしよう。

 

参考:agreeとuglyの違い

それでは最後の動画です⇩

 

この動画でテーマとなっているのは、

I agree.(私は賛成です)

I’m ugly.(私はブスです)

の発音の違いです。

 

この2つの発音は、間違えてしまうと致命的なミスになってしまいます。

 

「私は賛成です」と言ったつもりなのに、「私はブスです」という意味で伝わってしまったら聞き手側の人は全員動揺するというか、多分笑われます、、。

 

というわけで、この両者の発音の仕方については知っておく必要がありますね。

 

“I agree.”と“I’m ugly.”を見極めるポイントは以下の3つです。

 

ポイント

⑴amがあるかないか

⑵rとlの発音の違い
R→舌を上あごにつけずに巻く感じで発音
L→舌を上の歯の後ろに当てて発音する

⑶イントネーションの違い

 

まず(1)についてはamがあるかないかという『視覚的な違い』があるのですが、amがなくても発音が悪かっら“agree”を“ugly”として聞き取られてしまう可能性があるので注意です。

 

(2)については前述の通りで、ここでは(3)について説明します。

 

“agree”と“ugly”のイントネーションの違いは、

agreeだと「ee」部分が強調されるのに対し、uglyでは「u」のイントネーション部分が強調るという点。

 

イントネーションが違ってくるとagreeをuglyと聞こえてしまう可能性大なので、(1)よりも(2)、(3)を意識して使い分ける必要があるわけですね。

まとめ

今回は、L / Rの違いを動画を引用しながら解説してみました。

 

この記事や動画を見てみたらわかるんですが、音声変化を勉強するときは、まずは発音記号にこだわらず勉強していく方が習得が早いです。

 

音声変化に慣れてきたら発音記号の習得に移るという方針で勉強していくのが良いでしょう。

 

意識すべきポイント

①音声変化

②口の形

③イントネーション

④慣れてきたら発音記号学習

 

まだ発音を勉強したことがない人は、上記4点を意識しながら勉強してみてください。

 

特に、英会話やリスニングで重要になってくるのが①の音声変化です。

 

音声変化の理解なしに英語は聞き取れません!

 

関連記事

英語が聞き取れない3つの理由を解説した記事はコチラ

英語が聞き取れない、悔しい!リスニングで点数が取れない3つの理由とは?

 

音声変化をうまく聞き取れるようになるのが英会話力を底上げするのに重要になってくるので、これから英会話を勉強するよという人は、まず最初に音声変化について勉強してみることをオススメします。

 

音声変化については以下の「ニック式英会話:この英語、聞き取れるかな?」を視聴するのがかなり有効です。この際にぜひ視聴しておきましょう。

また、「本格的に発音を勉強したい!」っていう人は「【完全保存版】英語発音練習の勉強の仕方を徹底解説!」という記事を読んでおくことをオススメします。

 

それでは今回の話は以上です。

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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