タカツです。
今日のテーマは、
『半年の独学勉強法でどれだけ英語力が伸びるのか?』
ということについてです。
よく、読者の方から
「いつまで勉強すれば英語力が伸びますか?」
という質問が来ます。
読者の方がどれくらい努力しているのか分からないので、この質問に対しては
「分かりません」
と答えることにしていました。
ですが、あまりにもこのような質問が殺到しすぎて可哀想になってきました。
なので今回は、
どれくらい英語をやれば、英語力が伸びて自信が持てるレベルまで到達するのか?
という部分について語っていこうと思います。
『どれくらい英語を勉強すればいいのか?』
という部分を知ることによって、
『いつまで英語を勉強すればいいのか?』という目星がある程度つくようになるはずです。
目次
僕の勉強法を半年の期間でやりきったら1日何時間かかるのか?
僕はほとんど独学で英語という科目を乗り切ってきたんですが、TOEIC420→900点突破するまでに1年は費やしてきました。
平日は1日2時間、
休日は1日8時間
ぐらいはやっていたので、もし半年の期間でTOEIC900点を突破するとなると、単純計算で2倍にすれば良いので
平日は1日4時間
休日は1日16時間
は必要だということです。
まあこれでも受験生みたいに追い込まれている状況で勉強すれば達成できなくはないです。
しかし、あまりにも人生を英語に捧げすぎていますね。
というわけで、僕の経験上素人が半年でTOEIC900点という夢を追っても挫折するだけだと思うので、
『TOEIC800点突破』とワンランク下げて考えてみましょう。
到達地点をTOEIC800点と仮定すると・・・
では、あなたの目標到達地点が半年でTOEIC800点だと仮定します。
すると、1日の勉強時間は次のようになります。
平日は1日3時間
休日は1日10時間
半年のうち、平日が128日、休日が54日あるとして
3×128 = 384時間
10×54 = 540時間
合計:924時間
半年で約1000時間勉強できるということが割り出されました。
1000時間あれば、TOEIC400点代の人であれば800点は目指せそうですね。
もちろん、勉強のやり方次第でグイッと点数が伸びる人と全然点数が伸びない人に別れます。
なので、この1000時間をどのように配分して、配分した時間を何の勉強に投下したら良いのかを後ほど考えていく必要がありますね。
英語を独学で勉強するメリット
ですが、
「そもそも英語って独学で身につくものなのか?」
と疑問に思っている人もいるかもしれません。
言語というのはそもそもコミュニケーションツールの一種なので、
「外国人と喋らなければ意味がない」
「まずは実践練習から」
とおっしゃる人もたくさんいると思います。
ですが、英語に関しては(他の言語もそうだと思っているのですが)独学でやる方が圧倒的に実力をつけられると思っています。
もちろん、
「簡単な英会話を習得したい」
という人や、
「海外旅行で苦労しない
英語力が欲しい」
という人は、
英会話スクールに通った方が効率的かもしれません。
ですが、
「本格的に英語力をつけたい」
「外国人と対等にコミュニケーションがしたい」
という人は
ある程度の独学は絶対に必要になってきます。
なぜか?
なぜ独学が必要になってくるのかについては、以下のまとめ記事を読んでみると深く理解できるはずです。
上記の記事で分かる通り、
①英語の発音を学ばなければ、英会話は聞き取れるようにならない。
②英語を翻訳的に理解していると、ネイティブの思考回路からずれた英語脳になってしまう。
という理由があるからですね。
ただこう言うと、
「独学で勉強している日本人だってたくさんいる」
「独学で勉強しているから英語力は伸びないんだ」
と批判してくる人もいるでしょう。
これは単純で、勉強法が間違っているからです。
詳しくは前回の記事にもまとめていますので、こちらも参考にしていただければと思います。
このように独学というのはやり方さえあっていれば英語の実力はついてくるものですし、
・独学で英語を勉強すると、勉強する時間を確保しやすい
・いつでもどこでも一人でインプットとアウトプットができる
・留学、英会話スクールなどに参加して高額請求されることがない
・移動中や隙間時間にいくらでも学習できる
・怪しい変な広告や勉強法に流されることが少なくなる
…etc
といったメリットがあります。
独学には独学なりのメリットがたくさん存在するので、勉強法に悩んでいる方はやってみる価値ありですね。
英語を独学で勉強するデメリット
もちろん独学で英語を勉強すると
・外国人とコミュニケーションができない
・実践練習の場が少なくなる
・添削してくれる人がいない
などのデメリットもあります。
ですが、あなたが初心者であればあるほど、いきなり実践練習しても返り討ちにされるだけです。
草野球選手がいきなりプロ野球選手の豪速球を打てるわけがないですよね。
そして、添削してくれる人がいなかったとしても、例えば今は人工知能発音矯正アプリなどがあったりしますし、
ライティングは他人の文章を模倣することによって鍛えることも可能です。
確かに独学にもデメリットはありますが、それを補う対策方法はいくらでも存在します。
今一度、
「独学の勉強法は悪なのか?」
という部分を見直してみてください。
僕がシミュレートした独学勉強プラン
それでは僕がシミュレートした独学勉強法というのはどんなものなのか?、という部分について喋っていきたいと思います。
今回の話はTOEIC(L&R)で800点を突破することが目的です。
なので、『英会話』の話は割愛させて頂きます。
基本的にTOEICで800点突破するには
『リスニング』と『英語脳』と『TOEIC対策』
の3セットが必要です。
これは、以前から僕のブログを知っている人であれば、馴染みがあるかもしれません。
まず最初にリスニング、そして次に英語脳、最後にTOEIC対策の流れで勉強していきます。
この流れは絶対厳守です。
その理由に関しては詳しくはメルマガで解説しているので、興味がある方はメルマガを参考にしてみてください。
それを踏まえた上で独学勉強プランを練っていきましょう。
リスニング 200時間
まず最初に『リスニング』と言いましたが、詳しくは発音です。
リスニングの理解力は、発音の理解と英語脳が合わさって初めて発揮されます。
なのでまずは発音の勉強をしていけば良いのですが、発音を習得するのはそんなに難しいことではないです。
だいたい1000時間のうちの100~200時間程度で済ませることができます。
なぜかというと、
発音は覚える数が少ないからです。
詳しくは以下の記事でも語っているので、合わせて読んでみてください。
英語脳 600時間
発音でだいたい200時間使ったとして、あと800時間ですね。
そのうち、600時間程度は『英語脳』に費やします。
英語脳とはそもそも何なのか?という人のために念のため喋っておくと、英語脳とは、
『英語を英語のまま理解する脳』
を指します。
この英語脳を鍛えるためには、ある程度時間が必要になってきます。
ある程度のボキャブラリーや読解力、文法力は必要になってきるので、発音のように一筋縄ではいきません。
ですので、発音学習の3倍もの時間をここでは費やしていくことにします。
英語脳に600時間を費やすことができれば、TOEIC800点レベルであれば余裕だと思います。
これはぜひ一度チャレンジしてみてください。
詳しいやり方に関してはこちらもメルマガで解説しています。
TOEIC対策 100~200時間
そして、最後の200時間はTOEIC対策をしていきます。
まあ200時間でも結構長い方なので、
「まだまだ英語脳がついていないな」という方は、
英語脳に700時間、TOEIC対策に100時間としても問題ないでしょう。
100~200時間も対策をすればTOEICの問題形式にはかなり慣れてくると思います。
そして、練習量も十分なくらい積めているはずです。
TOEICで納得の行くところまでは、点数が上がっていると思います。
あとは本番でケアレスミスをしないように臨むようにするだけですね。
もちろん、TOEIC勉強勉強をするときも模試とかは時間を測って解かなければいけません。
TOEICは時間との戦いなので時間感覚を身につけておかなければ、下手をすると時間切れになってしまいます。
そんなことがないように、模試ではしっかり時間を測るようにしましょう。
まとめ:いつまでに結果を出したいかどうかは逆算思考で考えよう
それでは今回のまとめですが、もしあなたが半年である程度成果を出したいと思うのであれば、ゴールから逆算して勉強時間を捻出すると良いと思います。
これを逆算発想法と言ったりするのですが、常に逆算思考ができていれば、ゴールまでにやらなければいけない勉強時間が明確になります。
あとは計画通りに目的地まで走って行くのみです。
もちろん具体的な勉強時間は、
・あなたがどんな参考書を使っているのか?
・普段どんな方法で勉強しているのか?
という部分で、ある程度変わってきたりするので、その辺りは自分の経験から計算し直してみる必要がありますね。
今回僕が提案した
『半年の独学でTOEIC800点まで突破するプラン』
はあくまで目安だと思っていただければと思います。
それでは今回の話は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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