【書評】初心者にぜひ使って欲しい教材|英語のリスニングは発音力で決まる!

おはようございます。
タカツです。

 

今回は僕がだいぶ前に使っていた、

 

『英語のリスニングは発音力で決まる!』

 

というUDA式が出版している発音教材の書評ですが、まだこのブログでレビューしていなかったので感想を書きます。

 

 

この教材は、『僕の英語力を飛躍的に伸ばした土台』であるものだと確信しています。

 

「これから英語を始めようかな」

 

なんていうふうに思っている人にこそ是非手にとってもらいたい教材ですね。

 

お値段は2000円ほどですが、謎の高額教材にお金を払うぐらいなら2000円でこの発音教材を購入する方が圧倒的にコスパが良いです。

 

その理由をこれから説明します。

なぜこの教材がおすすめなのか?

僕がこの教材をおすすめする理由は大きく分けて3つあります。

 

この教材がおすすめな理由

単音の発音が充実していて、カタカナ発音をキレイに払拭できる

テキストの解説が詳しく載っている

毎日続ければたったの20日で終わらすことができる

 

それぞれ説明していきますね。

 

単音の発音学習が充実していて、カタカナ発音をキレイに払拭できる

まず何と言っても単音の学習が充実しているっている点です。

 

1つ1つのスペルの発音をしっかりと聞き分けられるようになれば、練習を繰り返していくうちに細かくて聞き取りにくい部分も理解できるようになります。

 

単音の発音練習が発音学習の土台だといっても過言ではありません。

 

単音の発音練習を深くやっている人ほど、単語やセンテンスの発音を聞いたときに1つ1つの発音がはっきり聞こえるようになります。

 

タカツ
僕は単音の発音がすごく重要だと思っているので今でも毎日練習しているよ。

 

僕は発音を学習するときは単音から勉強することをお勧めしていますが、これほど単音学習が充実している教材はないでしょう。

 

特にカタカナ発音に慣れてしまっている人にはすごくおすすめですね。

 

また、関連記事として発音学習をするときの流れをまとめている記事を載せておきます。

 

単音を学習する重要性についても述べていますので、気になる方は一度読んでみてください。

 

 

テキストの解説が詳しく載っている

次に、テキストの解説が詳しく載っているという点です。

 

テキストの解説自体はすごく充実していて、アプリ版UDA式30音トレーニングよりも詳細に書かれているので、発音の仕方などは非常に理解しやすいんじゃないかと思います。

 

UDA式のアプリではテキストよりも動画での解説が多くて感覚的な解説になってしまいがちでしたが、書籍の方ではテキストで論理的に発音解説がなされているので、論理的に物事を考える人にはすごくおすすめです。

 

ただ1つだけ断っておく点がございます。

 

それは、1ページ目から一気に発音がわかるような構成ではないという点です。

 

テキストを進めていくにつれて、徐々に発音のやり方が明らかになっていきます。

 

1ページや2ページやってみて分かりにくかったなんてことになっても、めげずに最後までやる意志がないと、成果が報われない構成なのです

 

なので、最初から数ページで諦めないで、「まずは10ページ進めてみる」といったような小さな目標を立てて勉強するようにしてみてください。

 

そうすることで、継続学習も容易になると思います。

 

毎日続ければたったの12日で終わらすことができる

そして3つ目が、毎日続ければたった12日という短い期間で終わらせられるという点です。

 

日本語には存在しない30個の発音を短期間で深く身につけられるわけですから時間対効果はかなり高いですし、飽き性の人でも楽々とこなせられます。

 

1つの章を終わらせるのにも大体30分程度ですので、1日たった30分の時間を作れば良いわけです。

 

1日2章ずつやっても約1時間ですので、ある程度時間に余裕のある人はこのペースでやっていけば6日で終わらせられる計算です。

 

逆に、2日に1章のペースだとしても24日で終わらすことができますから、1ヶ月もかからず終わらせられます。

 

短期間で1冊をまるまる終わらせられるのですから、浮気をすることなく最後まで続けられて

「最後までできた!」

という自信を得られやすい1冊なので、凄くおすすめです。

 

『英語のリスニングは発音力で決まる!』の口コミ・レビュー

英語のリスニングは発音力で決まる!
がおすすめだと思った理由を3つほど抜粋しましたが、もっとメリットはたくさんあります。

 

といっても僕ばかりが喋っていてもあまり良くないので、周りの人の口コミも引用として載せておきます。

 

どれも好評なので、1度目を通してみてください。

 

以下、口コミです。

 

・口コミ❶

これを初めて12日目です

UDA式の30音の発音をマスターすることで、外国人に通じる英語を話し、この発音ができることにより、聞くときの違いも認識し、リスニング能力を高めることが可能というもの。

以前、「UDA式30音でマスターする英会話―これだけで聞ける・話せる」を持っていたので、やろうととおもったら、CDをなくしてました。

前は、やってません(^^;)

毎朝起きて、聞いている英会話のCDに飽きてきたので、CDがほしかったため上記の本を購入。

もう少し詳しく話すと、日本人は、英語を聞いても、日本語で使われる音域以外は、脳が処理しないため、それを聞くためには、英語の発音をマスターして、聞き取れるようになる必要があるようです。

また、発音をマスターして、子音や母音の違いを知ってから、英語のリスニングによるインプットをする方が効果も高いそうです。

私は英語多読もやっており、多聴も始めたいので、とにかく、しばらく毎日やってみようと思います。

と、始めてから12日目になります。

なんか、聞き取り易くなった気がします。

まだ、1周目ですが、何周か続けようと思います。

これまでの中で10日目以降の練習が、ちょっと時間がかかり、つらいですね。

でも、慣れてくれば、始めほど大変ではないので、続けれそうです。

 

・口コミ❷

日本人発音の矯正

「息を破裂させる音」、「アゴを下げる開く音」、「口・ノド・鼻に響かせる音」などのポイントに重点をおいて、他の発音の教材にはない視点から、解説しています。

マスターすれば、日本人発音が矯正されて、よりネィティブに近い発音になるということです。

練習問題が良質で、音声知識の定着が図れます。

日本人が作る教材のよいところは、日本語の発音と対比して、説明できることでしょうか。

例えば、「ア」と[a]、「オ」と[o]の比較など、たくさんあります。母語の干渉を取り除かなければ、ネィティブのような発音はできないし、ひいてはリスニング力も向上しないかもしれません。

「日本語は、声を真直ぐに口の外に出す。英語は、声を口・ノド・鼻に響かせる」という指摘には、納得させられました。

特に、ノド(咽頭)に響かせる発音は、[‘][‘][‘][I][e]の弛緩母音lax vowel と、母音+/r/ です。

「これまでの教科書には、響きの要素が大きく欠落している」と書かれています。

ただし、舌・唇・喉の筋の緊張 tenseness に基づいた緊張母音 tense vowel ・弛緩母音 lax vowel という分類は、音声学的な実験では実証されていないそうです。

また、著者はこれらの用語は使用していません。

ある音声学の研究者は、響きの要素は、母音・子音を特徴づける「音質 sound quality 」(発音法)ではなく、「声質 voice quality 」(発声法)の問題だと指摘しています。

また、「日本語に比べて、英語の子音は強いもの」「子音をうーんと強調し、母音をささやくように弱く発音する」という指摘は、重要なポイントだと思います。

日本人の発音は、例えば、破裂音の破裂が弱かったり、弱母音を強く発音しがちということのようです。

なお、/r/は、「そり舌 r, retroflex r 」ではなく「もり上がり舌 r, bunched r 」で説明しています。

ところで、この本は「30音」+ おまけ「3音」(母音 + /r/)だけで、すべての発音記号 phonetic symbol を解説しているわけではありません。

「30音」+「3音」すべてに、「口の形」の正面の写真、舌の位置・口の形の断面図を、付してあります。

例えば、「英語の発音が正しくなる本」「英語耳」などの網羅的な教材の後に使用すればよいと思います。

 

・口コミ❸

今度こそ英語力をつけたい方、おすすめです

以前、発音練習の本を何冊か試してみて、自分では、ちゃんとできているつもりでいました。

でも、この本のHPで聞き取りテストをしてみたら、ちっとも聞けてないことに気がつき愕然としました。

さっそく購入し、2週間、やってみたら、差が歴然!

CNNのニュースや英語の歌詞が聞き取れるようになりました。

シンプルで、わかりやすいので、子供さんにも是非、お勧めしたいです。

きちんと2週間続ければ、きっと効果を感じられると思います。

あと、スピーキングで録音して、自分の発音を確かめてみるのは必須だと思いました。

 

・口コミ❹

本当に聞き取れるようになるトレーニングブック

リスニングが、何べん聞いてもできず、手詰まりだった。

鵜田さんの”30音”が欲しかったが、在庫切れだった。

こんな時、ちょうどいいタイミングでこの本が出たので、購入しました。実にいいです。

本書は以下を気付かせてくれた。

・「自分の発音は少しはいい」というのは、単なる思い込みだった。

・素直に音を聞かず、自分の頭の中で違う音(カタカナ英語)に置き換えて発音していた。だから、聞き取れなかった。

・アゴを下げる「開く音」、例えばCATの”A”を、試してみると巧く発音できる。

・今まで舌を巻くと教えられたRを汚い発音だとうすうす気付いていた。この本の言う「舌を巻かないR」は本当に目から鱗だった。

・自分の声を録音して、見本と聞き比べると自分の発音できない所(=聞き取れない所)が良く分かる。

・鼻にかかる英語が最初理解できなかった。うまく言えないが英語は口の前側で発音すると「鼻にかかる英語」になり、スラスラと巧くできることが自分ながらに分かった。

この本のやり方をまねて他の音読教材を音読トレーニングすると、自分の変化を実感でき、だんだん音読が楽しくなってきました。

実に楽しく有意義なトレーニングブックです。

引用url:https://amzn.to/35Gp1qq

 

どの口コミにも書いてありますが、日本語と英語の発音の仕方は全然違います。

 

鼻の震わせ方

喉の震わせ方

舌の位置

顎の位置

 

などの口の動かし方は英語と日本語とでは全く異なります.

 

よって、音の聞こえ方も全く違ってくるわけです。

 

「おいおい!舌の位置とか喉の震わせ方とか、英語を喋る時にいちいち意識してられないだろ、、」

 

もしかしたらあなたはこう思っているかもしれません。

 

確かに、最初は僕も口の動かし方なんてどうでもいいと思っていました。

 

しかしこの口の動かし方を軽視していたせいで、微妙な音の違いやアクセントの変化に気づけなかったのも事実です。

 

結果、僕の英語の成績(特にリスニング)は高校の頃から全く伸びずに大学2回生まで停滞してしまいました。

 

あなたには絶対にそんなふうになって欲しくないので、英語学習は発音から勉強することが大事だと考え直して間違った順番で勉強しないようにしてください。

 

英語力の伸び方は、もはや英語学習の順番に左右されているといっても過言ではないのですから。

 

この教材のデメリット

しかし、どんな優良な教材にもデメリットは付きものです。

 

なので次に僕が思うデメリットの部分をお話ししますので、ここから新しい解決策を練ってもらえればと思います。

 

音声変化に関する解説は少なめ

 

1つ目は音声変化に関する解説が少ないということです。

 

音声変化とはセンテンスや文章で英語を発音する時に、単語同士のつなぎ目で音が脱落したり連結したりして音声が変わることを言います。

 

しかし、そのような解説がこの教材にはあまり載っていないので、音声変化に関しては別で学ぶ必要があります。

 

音声変化に関しては、詳しくは以下の記事で解説しているので合わせて読んでみてください。

 

 

また、音声変化を学ぶときにおすすめの教材も紹介しておきます。

 

音声変化に関しては、以下の「ニック式英会話:この英語、聞き取れるかな?」がすごく分かりやすく、視聴するだけでもかなり効果的なのでこの際にぜひ視聴しておきましょう。

書籍のため、動画や映像による解説がない

 

2つ目は、書籍なので動画による解説が載っていないということです。

 

文字と画像と音声を頼りに発音を理解していかなければいけないので、感覚的に英語の発音を理解することは難しいかもしれもません。

 

とはいってもテキストでの解説がすごく充実しているのも事実なので、テキストだけでも十分に発音は身につくと思いますし、スペルの単音学習でこれほど充実した教材はないと思っています。

 

ちなみにUDA式の30音トレーニングアプリでは、発音の仕方を動画で詳しく解説してくれていますので、理解を深めたい方は併用してみるのがおすすめです。

 

他にも動画解説で有名なのは発音図鑑というアプリで、発音図鑑は3Dグラフィック形式で超立体的に発音の仕方が分かります。

 

合わせて関連記事として載せておきますので、参考にしてみてください。

 

 

僕が実践した勉強法3ステップ

最後に僕がやってみて良かったと思う勉強法を紹介しますね。

 

この3点だけ押さえといたら発音力はある程度伸びるし

「2000円以上の対価は得られるでしょ」

って思います。

 

❶まずはテキスト通りの方法で1周

 

ステップ1は、テキストの方法でとりあえず1周やってみることです。

 

まずは1日30分を12日間毎日続けてみてください。

 

1周やるだけでも今まで聞き取れなかった英語がはっきりと聞こえてきたりします。

 

❷テキストに発音記号を書き込んでもう1周

 

ステップ2は、テキストに書かれている英文の全てに発音を記号を書き込んでもう1周やります。

 

発音記号を書き込むことで、発音学習に対する意識がさらに増しますので非常におすすめです。

 

発音記号を書き込んだら、その発音記号を意識しながら1周目よりも2倍のペースで勉強してみましょう。

 

1周目を終えているので、2倍のペースで勉強してもそんなに時間はかからないと思います。

 

しかも、6日で終えられますので、計画通りに事を進められたら合計で18日しかかかりませんね。

 

また、トレーニング問題などは独力で聞き取れるまで何度も反復してみてください。

 

僕自身、トレーニング問題を独力で聞き取れるようになってからリスニング力が飛躍的にアップしました。

 

ここはできるまで何度でも復習し、場数をこなすことが重要だと思います。

 

長くても1ヶ月あればここまで終えられるでしょう。

 

❸単音は当たり前になるまで毎日練習

 

ステップ3は、他の教材に移っても単音の学習は毎日練習することです。

 

正直、単音の発音が流暢にできるかできないかで英会話の発音の綺麗さが全然変わってきます。

 

なので、英語が自分でスラスラと無意識に発音できるまでは単音の学習は毎日欠かさずやるようにしましょう。

 

他の教材に進んでもUDA式で紹介されている30音は、リスニング力を飛躍的に伸ばす原動力となる土台部分です。

 

なので、自分の潜在意識として落とし込めるぐらい当たり前になるまで、何度でも発音練習することが大切です。

 

まとめ:リスニング初心者はまずこの教材から始めるべき!

というわけで
『英語のリスニングは発音力で決まる!』
のレビューでした。

 

これほど単音に特化した教材はなかなかないと思うので、

 

・リスニングが全然聞こえない

・リスニングの成績が以上に低い

という初心者は、買ってみて絶対に損はありませんので一度使ってみる事をおすすめします。

 

50万円ほどの塾と比べるとこちらは2000円なので、それほどあなたにダメージが加わることはありません。

 

また、発音学習の指針をまとめた記事をもう一度載せておきますので、発音学習の流れを知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

 

 

そして、

 

「僕は全くの英語初心者で、英語学習に対する取り組み方や考え方が知りたいです」

 

という方のために、最近初心者用の記事をまとめておきましたので、ぜひ一度目を通してみてください。

 

 

さらに英語学習についてもっと詳しく知りたいという方は、メルマガではもっと詳しい話してしていますのでこちらも必読です。

 

それでは今日はこんな感じで終わります。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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